ICO( Initial Coin Offering) とはいったいなんなのか?

ICOに投資する前に。ICOの正しい理解をしましょう。

google trends [ Initial Coin Offering) 2012–2017

ICO( Initial Coin Offering) とはいったいなんなのか?

近年、VALUの仕手クラスタや起業家クラスタや投機クラスタやらを中心にICOの情報需要が日に日に高まっています。暗号通貨投資を行なっている人のごく一部は着実にICOで利益をあげていることが観測されています。がしかしほとんどの人がジャンピングキャッチして夜な夜な泣いていることは想像に硬くないでしょう。投資する前にまずはICOについて十分理解してから投資しましょう。ICOを簡単に理解するためにICOを一言で表すと

個人情報を直接お金に変換するクレジットカードみたいなもの

と表現するのがいいです。その理由を以下説明していきます。

まず、分散型のエコシステム(BitcoinやEthereum)はより公平で人間が人間を信頼していなくても信用が必要な価値交換が可能なツールとして機能します。特にEthereumは世界中だれでも、どこからでも、どんな関係であっても30秒以内に送受信でき、お金を自由に設計(スマートコントラクト)でき交換することができます。我々はこの自由な環境を本当に必要としている人に提供すべきであり、ICOはそのキラーアプリであることは間違いないでしょう。なぜキラーアプリなのか、それは情報流通の特性が影響しているのです。

情報流通の特性を考察する

2011年に情報流通の観点から衝撃的な体験をしました。当時私はまだ高専生であり、リアルタイムで原発事後の錯綜する情報を追っていました。その時のテレビ情報は全くあてにならず。私はTwitterやFacebookの情報がかなり信頼できることを知ります。TwitterやFacebookでリアルタイムに流れてくる悲惨な情報、断末魔とはまさにこのことかと衝撃的な感覚を覚えています。マスメディアは死んでしまったと思ったきっかけでもありました。情報はコントロールされている早いオープンな情報こそが重要ではないか。2014年ごろから情報流通はより、リアルで高速なものが受け入れられて行きました。Twitter,Facebook,Instagram、ありとあらゆるメディアや情報媒体が、ソーシャルという言葉を使い、タイムラインを消費する時代となりました。その結果、情報の価値はみるみる減少し、代わりに流速は早くなりました。いまではたったの10回リツイートされるだけで地球上の全ての人間に届くかもしれないという現象が発生します。このような状態は社会現象を引き起こし、Facebookは強力な情報流通速度を利用して急激にビジネスを拡大しています。ダウの平均株価は2011年から急速に拡大しており、このことは情報の流速が信用経済の拡大にも影響していると見えます。

ダウ平均株価 since 1995–2017

しかし、一方で浅い情報と深い情報との情報格差が開いています。一般的に浅い情報より深い情報の方がその情報にアクセスする障壁が高く、Bitcoinのように希少価値が生まれます。深い情報にアクセスできる人間はコミュニティの居場所に徐々に違和感を覚え、グラフ変換を始める。コミュニティの分断です。価値観の違い、考え方の違いの歪みがだんだん大きくなり、深い情報にアクセスできる人間はより深くそうまるで、沼のように深い情報領域にアクセスできるようになります。反対に世の中の情報を整理する目的のGoogleは突然発生するトレンドについていけないなど、情報の欠落にあたまを抱えている状況になりつつあります。また、一般的に情報格差は経済的な格差を産むことが知られています。より深い情報を持つ人間はより裕福になっていく統計結果がでているということはより所得格差がひらいていくことになるので、社会全体として歪みがどんどん大きくなってしまいます。

ICOはこのオープンかつ流速の早い情報と深い情報の構造体であり、ICOの特性としてはかなり深い情報を持っている人間が、かなり浅い情報を持っている人間を流速の早い情報で拡散して富を寡占する仕組みです。その代わりに成功できなければ社会的信用を失うというものです。このレバレッジが効いた麻薬のような資金調達スキームは成功した場合だれもがハッピーになれるが、もし失敗した場合、再起不能の社会的損失を被る可能性が高いです。実際にtheDAOの前例ではSlock.itのその後の批判を見るとあきらかでしょう。このICOというスキームは今後一般化の過程で、より浅い情報を持った人々が、より深い情報を持った人々にコントロールされる。資本主義の奴隷構造を作ってしまう懸念があります。ICOはレバレッジのきいたもろ刃のつるぎであるということ理解するべきでしょう。

なので、例えとして個人情報を直接クレジットカードに変換するという表現は的を得ていると思います。


ぼくらは雰囲気で暗号通貨をやっている — investerC

価格を維持しているのは大量保有者である人々がまだ売っていないということであり、彼らが売るタイミングではないという判断のあらわれでしょう。そういったプロジェクトを探し出し、投資を行いたいとおもいます。

ICOはEtheruemのキラーコンテンツであり、資産ロックを含めたICOを行うにはEtheruemのスマートコントラクトでないと実現できません。今後もEtheruemへの資金流入は続いていくと思われます。9月にはハードフォークがありコントラクトレイヤーにいくつかのOPCODEが追加される見通しです。11月にはDevcon3がメキシコ、Cancúnであり、大きなイベントがたくさん増えて、大きな社会現象となっていくでしょう。DevCon2ではEtheruemネットワークに大規模な攻撃があり、半数のGethノードが消滅しました。DevCon3でも大型の攻撃があると、より盛り上がるかもしれません。

今後のEtheruemに期待します。