[改訂新版]Emacs実践入門の出版記念イベントを開催した
前回の続き。Emacs実践入門の著者 Tomoya Otake と出版記念にかこつけたイベントをやった。
何をもってイベントの成功とするかは難しいけれど、出版記念イベントであるからには、著者と読者、そして周辺コミュニティの人士を結びつける場をもてたことで最低限の成功と位置付けることはできそうだ。
今回は受け付けなどを用意しなかったので正確な参加人数は把握してなかったのだけれど、あの場には本篇に30人前後、懇親会には15人いらしたらしい。(懇親会は会費を徴収したので実数)
参加者の構成はさまざまで、いままで独学でEmacsに触れてきた若手、しばらくEmacsから離れて久々に返ってきた型、Emacsのblogやパッケージ開発などでWebではお馴染みのみなさん、そしてVim勢など。
今回の会の背景。2016年の第3回関東Emacs以来しばらく人が集まる機会があまりなかったので、ミートアップの機運を復活させたかった気持ちがはじめにある。ここ二年ほどPHPのイベントに足繁く参加するようになったので、Emacsコミュニティでも、もっとそのような場をもちたかった。
そんなところにEmacs実践入門の改訂版の話が具体的なスケジュールとして出てきたので、これを奇貨として会を企画しはじめた。
今回は意図的に、著者の Tomoya Otake と暗黒美無王ことShougoさんを除けば、発表はこちらからオファーは出さず、参加者有志の応募に任せるようにした。
これは成り行き任せなので主催者として誇ることでもないが、結果としてベテランしか来ないといったこともなく、初心者だらけになることもなく、それなりにちょうどいい参加者のバランスになったのではないか。
ミートアップを求める需要が小さくないことはわかったので、次のステップとしては小規模なイベントを継続的にやっていくこと、ちょっと大きめのイベントを定期的にやっていくところまで持って行きたい。(それも僕ひとりでやってると疲弊してくることはわかりきってるので、複数人体制・持ち回りでできるとよい)
反省点はいろいろあるのだけれど、中でも厳しかったのが、名札を用意しなかったので参加者間でどう呼び合ったらよいのか、コミュニケーションに齟齬が生じてしまった点。(われわれコミュ障は人の名前を覚えられないこともさることながら、本質的な問題は人が紛れて区別できなくなることの方なのだ)
この問題に対する解決策としては、もうconnpassの方に名前とアイコンはあるのだから、勝手に印刷してしまって、これを渡すだけの状態にするのがよい。30人程度ならコンビニでカラー印刷して適当に切ってネームカードに入れると完成する(出し入れするのは参加者にやってもってもよい)。……などと簡単に言ってるのだけど、どうやるのが簡単なのかな。HTMLとCSSとか?