世界200カ国巻き込んで本をつくった方法
『200カ国の人からどうやって夢を集めたか?』
ここで出てくる本はこちら
WE HAVE A DREAM 201 countries 201 dreams、いろは出版
※事実と異なる誤情報もWEBにあるため制作過程をまとめておきました
世界中から201の「夢」と「人生の物語」を集めた本をつくりました。
制作期間は約1年半。完全オンライン。
なぜつくったか?などの想いは色々な記事にしてもらっているので、
今回は「どうやってつくったか?」の方法にフォーカス
制作が一段落した頃に書き溜めた文章があったので、ホットな頃の文章から以下抜粋です!
ぜひオンラインで何かを始めようとしている方、お役立てください!
どうやって201カ国集めたんですか?
これ1番よく聞かれるんで、事実ベースで今日は書いていこうと思います。
自分が思う理由は以下の5つです。
要約
①SNSを全部つかった
②コンセプトがユニバーサルだった
③できるできないじゃなくて、やりたいで判断した&その環境づくりをした
④バズる要因を「最初」から設計した
⑤熱い友達が少数でも海外にいた
①SNSを全部つかった
どうやって?のところの1番の回答じゃないでしょうか?
これは誰でもできるので、できると思ってやってみてください。
具体的にはFacebook、Linkedin、Twitterでありとあらゆる人にメッセージで声をかけました。
もちろん、SNS運営側からはメッセージ制限かかることが100回近くあるみたいな感じです!そのレベルの声がけ量です。
検索機能もよく使えます。
国が必要だったので、居住地、出身地などから調べ上げ、人がでてきたらその人の記事を読む→メッセージする、ような流れでした。
つまりwebストーカーですね、笑
だから先に結論いうと、特別なことはないです、根性です笑(これ本気です)
ですので、残りの②~⑤はよかったなと思うことです
②ユニバーサルなコンセプトにした
まずどんなに素晴らしいことを考えても、ごちゃごちゃしていると人には伝わりません。
だからこそ募集要項をPDFにまとめ、できるだけシンプルなメッセージをつくり込みました。
結果できたのが「One World in One Book」
まして募集する方が海外の人でしたので、Simple is the bestです。本当に。
特に多くの日本人は対海外の時は、言いたいことを、2分の1の量ぐらいにまとめるべきです。(思い切って減らすという意味です、自戒込み)
また、高校生の時に、「高校生の夢 47都道府県、47人の高校生の夢」という本も読んでいたので、夢をテーマにしました。
「夢」という自分の中のコンセプトが最初からユニバーサルだったことが大きいです。
「夢」は人類普遍である、美しい真実と重なったのだと思います。
③できるできないじゃなくて、やりたいで判断した&その環境づくりをした
Howに集中するつもりが、少し精神論混じります…重要なので….
新しいことって実現性とか理屈で考えがちですが、「やりたい」かで判断すべきです。つまり感性が大切で、なぜならそこから情熱が広がるからです。
「全世界の国から夢を集めた本をつくりたい」が思いだったので、「〜したい」想いがベースでした。
いろんなことを言われると思いますが、やりたい気持ちを大事にしましょう。
そしてこれを支えるのが環境です。
- 起業していた
- 周りが理解してくれた
ぼくにおいてはこの2点です。
自分がやりたいことを実現する究極の自己実現の1つが起業だと思います。
ので、やりたいことに没頭する状態を自分に課していたのは完成の大きな要因だったと思います。
ただし、没頭できる状態を自分につくれてさえいれば、別に起業じゃなくても再現性はあるかと思います。
起業は後がないので一番手っ取り早いと思っているだけです。
そしてもう1つ大事なのが周りの理解です。
そもそも「世界中の夢を集めた本をを出したい!」と言う想いに賛同してくれた出版社のみなさんがいたこと、これをやることに理解してくれた人がいたこと。
でかいです。そもそも本になりませんし、すこぶる困難になります。
言い換えると環境なので、加えました。
一方で、逆角度もお伝えすると、反対されてもそれでもやり切りたいことかどうか判断し、覚悟を決めて進めましょう。
この本の出版社:いろは出版
プチHow to:infoメールに企画書を送ったのが始まりでした。返信が来た時「出版社さんって意外と見てくれてるのか…!」と思いました。他は分かりませんが、基本見てくれているようですので、ぜひ迷ってる方はチャレンジを!
④バズる要因を「最初」から設計した
これ本当に最初にやってないとほんと終わってたなと思う内容です….
いくら社会のこと考えてたり、いい考えをもっていても、バズり設計は別物です。
何億ドルというお金をALSの治療研究支援のために集めた、アイスバケットチャレンジがいい例です。氷水かぶった動画SNSにあげるって内容なのだったのですが、盛り上がりますからね。
ぼくはこう設計しました。
「One World in One Book」のアイディアと、
「本に掲載されて嬉しい!」という感情を同時にバズらせよう!
その結果思いついたのが、「サンプルページ」です
各国、掲載が決まった人から順次、サンプルページをつくってお渡ししました。
そしたらこれがバズるバズる。
みんな自分が載ると決まると発表してくれるんですよね。
見せたい!という気持ちと、広げたい気持ち、うまく相乗効果が持てたのかなって思います。
ちなみに、出版社のデザイナーさんに負担をかけたくなかったので、
「簡単に作れる仮のページをつくってもらえないか?」お願いしてたんですが、プロとしては完成品以外見せるのは実はご法度です。
若い世代に広がるにはこれがないとバズらない!!っと話すと、ありがたく、理解してつくってくれました。
ぜひバズり設計は「最初」に入念に行い、必要あれば説明して進めましょう。
⑤熱い友達が少数でも海外にいた
7、8年前、大学時代に、One Young World など国際的な場所に出向き、少数だけど熱い友達がいました。
国際フォーラムやネットワークって言葉聞くとどんな印象ですか?
よくわからず実態が見えないし、掴めない印象がありませんか?
ぼくはそう思ってて、実際ネットワークの実態の一つは友情かなと思います。
ぼくは生まれも育ちも福島県いわき市という田舎です。
実家は山の上、学校も高台、通学片道1.5時間はありました。
車、電車、自転車、徒歩、全て使います。毎日運転してくれた親には感謝です….
ですので、本のテーマの世界とは真逆の生い立ちで、特段言語が得意だったり、話題性や、耳障りがいい話もなく、性格上も喋りは苦手です。
ですが、海外に行く時が少なくても、ゲームの話で盛り上がった、恋愛の話で盛り上がった、旅行の話で盛り上がった時間がありました。
なんでもいいので肩肘はらない「友達」になることを大事にしていたんですが、結果的にそれがよかったのです。
友達は何があっても「Taichiが言うならいいよ!」っと協力してくれるからです。
そしてその友達がまた友達を呼んで拡散され、この本はできました。
中でもOne Young World の人たちは感性で話ができる友達だったので、そこでできた友達の存在は大きかったと思い、これを⑤として最後にいれました。
余談ですが、中南米の夢の収集の火付け役となったのがハイチ🇭🇹ページのMarcです。
彼とはカナダのとあるお宅でピザを一緒に食べた記憶がメインです。それでいいんです。
以上、他にもあるかもしれませんが、
分析はキリがないので、思うところをあげてみました!
なんかまた追加あったら書いてみまーす!