読書メモ:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門(https://amzn.to/2Qgc0gj)
# 要点
- 著者はP&Gジャパンで社内教育の責任者であったため紹介されている内容はP&G的マーケティング思考と言える。
- マーケティングは地図を描く組織の頭脳であり、全体を動かす心臓でもある。すなわち、個人で完結しない。かつ、どんな組織でも重要。
- 効率的にマーケティングを行うために「どこで戦うのか→どう戦うのか」の順で考える。具体的には「目的 → who(目標) →what(戦略) →how(戦術)」である。
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以下は本のトピックのうち重要なもののまとめ
# 目的
目的を設定する必要がある。なぜなら
- 実現したいことがあるから(どんな会社でも現状からの伸び代があるはず)
- 資源には限りがある
- 資源を十分に投資しないと実現できない(成功には閾値が存在する)
# 戦略 WHAT
## 4Sチェック
戦略の良し悪しを評価するチェック。すべて平均的よりもどれかに特化している方がいい
- selective (選択的)
- sufficient(十分性)
- sustainable(長期的に継続可能か)長く優位性を保てるほうがいい
- synchronized(自社との整合性、強みを生かしているか)
## 戦況分析
市場構造を理解しこれに逆らわない
## 消費者インサイト
洞察から生まれる消費者自身の気づいていないor直視したくない真実。
これを突くと大きな購買意欲に繋がる。
指摘が簡単に受け入れられるものはインサイトではない。
「そんなことないよ!」という反発があるものこそインサイトである。
- マインド・オープニング・インサイト (MOI):物事の見方を変えさせる
- ハート・オープニング・インサイト : 感情的考え方を変えさせる
例)除菌ができるアリエール
除菌効果の必要性が市場には受け入れられない ← インサイトの兆候
生乾き臭は雑菌のせいだと教える ← MOI
## 戦略的ブランドエクイティ
- ブランドエクイティ:ブランドに関して想起されるものすべて
- 戦略的ブランドエクイティ:製品を購入する理由となるブランドエクイティ= 戦略 = what
消費者自身も知覚していない、言いたくない。
ここにブランドは集中的に資源を投資するべき
例)ドリルではなく穴、フェラーリではなく自己顕示欲
# HOW
- 4P
- WHOの深い洞察に基づくHOWが重要
- whatが良くてもhowがだめだと失敗。現場をしっかりコントロールする
# 数値分析
## ガンマ・ポアソン・リーセンシー・モデル
最終来場日を聞くだけで来場頻度と次回来場の確率分布がわかるモデル。
### ポアソン分布
一定期間に平均λ回起こる事象がちょうどλ回起こる確率
平均来客頻度がわかると実際に何回くるのか確率分布でわかる
https://www.mm-lab.jp/analysis/data-analysis-start-with-excel-5th/
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