FacebookがAtlas、オーディエンスネットワーク、LiveRailを駆使してAd Techに挑む

Atlas、オーディエンスネットワーク、そしてLiveRailによって、FBはオンラインとオフラインをつなぎ、マルチデバイスな広告を運用できるようになる。そして、規模、ターゲティングの制度、効果計測の面でTVに取って代わる広告ツールとなると筆者は述べている。
FBは13億5000万人のユーザーを有している。多くのユーザーが端末を問わずログインしたままであるため、FBはユーザー一人一人をインターネット横断的にトラッキングすることができる。これが他のプラットフォームとの違いで、これによりより正確なターゲティングが可能となっている。
FBはカスタムオーディエンスの利用と他社との連携によって、これまでクリックで計れないが故にオンライン広告の課題であったオフラインの購買行動にも取り組んでいる。カスタムオーディエンスは、購買記録と顧客情報をFBのアカウントと結びつけて管理したり、webやモバイルでのインプレッションに貢献したFBユーザーを管理したりできる。また、FBはスーパーのポイントカードやDatalogix(http://www.datalogix.com/)などと連携している。
これらの取り組みにより、オンライン広告とオフラインの行動がつながり、広告の費用対効果がより測りやすくなった。FBはこの取り組み(オンラインとオフラインの融合)を適応し、より大きな機会を見出すために、Microsoftのそれはオンライン広告測定ツールAtlasを買収し、Atlasを通して運用された広告の費用対効果がクロスデバイスでわかるようにした。
FBのビデオコンテンツが人気になってくると、FBはビデオコンテンツのアドテクプラットフォームを提供するLiveRailを5億ドルで買収した。
FBのオーディエンスネットワーク、モバイル広告ネットワークは、FBの広告キャンペーンを他のモバイルアプリで表示することを可能にした。Atlasの利用者は簡単にFB広告の運用、オーディエンスネットワークを利用することで、LiveRailやモバイルアプリに広告キャンペーンを広めることができる。
FBにはGoogle(YouTube)、Yahoo、AOL、Twitterなどの競合が存在するが、もしFBが規模、ターゲティング、計測の面で競合を凌いだら、FB広告プラットフォームとしてTVに取って代わるだろう。