そこに垣根は必要か
Megumi Oda
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僕は「個人」として立っています。

肩書に縛られず、自由に、そして折れない旗振りとして。

ジャンヌのように生きたい。

自分のかかわる活動の幅が広がるにしたがい、様々なフィードバックをもらうことがここ数か月多かったように感じます。

今まで感じたことがなかったような風当たり?

それだけやっていることが周知されてきたととらえるべきなのか。


雪玉は確実に大きくなっている

ホームスクールジャパンのメンバーをはじめ、HoSAの皆様、そしてまなびスペースにて常日頃子どもたちをお預けいただいている皆さんからも日々たくさんのご支援をいただき、はじめは一人でスタートした「オルタナティブ教育の声」も徐々に大きくなってきました。(感謝)

そして、今まではホームスクールというカテゴリーのなかで活動を広げていましたが、最近は垣根を越えてシェアスクーリングへと広がっています。

僕は社会に広がる教育リソースに目を向けたい。子どもたちに今必要な教育ニーズを提供して行きたい。

この軸をブらさずに、ずっと来ています。

しかし、その行く先々にはたくさんの人とのコミュニケーションがあります。利害や価値観の不一致、そして(わたしがもろもろラフなことから生じさせてしまう)心配・懸念の声...。

気にしつつ、気にしないように、が非常に難しい。実に過渡期です。


姿勢(スタンス)を正そう

私がたまに訪れる学童で子どもたちがあいさつの号令をする際、子どもたちは必ず「姿勢を正しくしてください」と掛け声をかけています。

「これから始める大切なこと」に向けて、より一層「姿勢を正しくすること」は大切なことです。

そして、「姿勢を正す」ということは八方美人、もしくは考えのあいまいさを排除することなのかなとも思います。

「正しい姿勢=自分の信念、スタンスを持つ」が今、僕がしっかりやらないといけないところ。

今ここで足腰をしっかり保ち「私はこうしたい」というスタンスを誇示すること、たくさんのかかわってくれている人が希望を持てるようにすること。これが必要だと強く感じています。

姿勢を正しく。うん、頑張ろう。


僕のスタンスは、「子どもの笑顔」と「楽しさ」の追求。

何よりもまず、すべてが子どもの笑顔につながる活動に。そして、それらは大人が楽しまなければ意味がない。

私たちはみな教育者であり、保護者であり、ガイドであり、仲間であり、そして子どもたちを世界で一番愛してやまないひとりの人間です。

子どもたちの笑顔、あの目のきらめきは私たちが共通して目指すゴールです。

私たちが見るべきは他人の視線の行く先でしょうか?

僕は違うと思います。

僕らが見るべきは、興味と探求にあふれた子どもたちの目です。

限られた時間、子どもたちはあっという間に成長していきます。時間をかけるべき対象を見誤らないように、気を付けたいですね。


そして、ホームスクールをはじめ、私のかかわるすべての教育活動は多くの人の善意の上に成り立っています。

これがつらく、厳しいものでは意味がありません。

僕の仕事は、子どもたちはもちろん、かかわるすべての協力者、そしてそれを見る周りの支持者の方が「わくわく」や「楽しさ」、「希望」を感じられるように旗振りをし続けることです。

大人が子どもの目をしっかり見続けることができ、一緒にわくわく出来た時、教育は教育の限界を超えます。

僕はそう信じています。

僕は、ホモ・サピエンス(考えるヒト)は、ホモ・ルーデンス(遊ぶヒト)へ進化を続けて行きたいです。


旗振りは折れてはいけない

各地・各分野で旗を振っている皆さん。折れてはいけませんよ。

次につなげられるように、きちんと振り続けていきましょう。それも社会にもっと気づいてもらえるように、もっともっと大きく、です。

いつも誰かに見えるように、活動がエゴだとか、誇示だとか思われても関係ありません。

振り続けていれば仲間は気づきます。現に僕は今そうなってきているので、これはあながち間違いではありません。

子どもたちにいつも言って聞かせるように。「やってみて」

その先に何があるかなんて誰もわかりません。


それでも折れそうになる時はある

モチベーションを高い位置に置き続けていても、「ぐっ」っと足を引っ張られることはある。

気持ちがすさむときもある。人間だもの。

僕が教育者、親として心が折れそうになった時に見る動画をシェアします。私のコンパスになってくれています。最後の5分間、背筋が伸びます。

たくさんの名言があるスピーチですが、ここでは一つ紹介します。

Reform is no use anymore, because that’s simply improving a broken model. What we need ... is not evolution, but a revolution in education. This has to be transformed into something else.
(訳)「改善」はもう役に立ちません。すでに破綻しているシステムを向上させるようなものです。私たちに必要なのは...(略)...教育の「進化」ではなく 教育の「革命」です。教育は全く別のものにならねばなりません。

日本人は昔から「カイゼン」が得意な民族でした。しかし、ここで私たちは旧態依然から脱却し、別のものを0から作らなければいけない。

必要なのは、進化ではなく、革命です。

革命、というと仰々しく重苦しいですので、加筆。

ここでの「革命」とは「パラダイムシフト(ある規定の社会価値観の変更)」を指していると思います。

今ここに居合わせた大人と子ども。一緒に革命(パラダイムシフト)の波に乗れたら楽しいですね。

最後に...

こんなクオートも紹介。

勝利は、もっとも忍耐強い人にもたらされる。 じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。
- Napoleon (革命家:ナポレオン・ボナパルト) -

足を止めずに、一歩一歩。その足音が社会の価値観を変えるんです。