株式会社しまうまプリントに入社しました

Takashi Sawada
Jul 31, 2023

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2023年5月1日付けで株式会社しまうまプリントに入社しました。試用期間が終わったこのタイミングに書かないと完全に書く機会を逃す…ということで、遅くなりましたが入社エントリーを。

株式会社しまうまプリントについて

株式会社しまうまプリントは主に「写真印刷サービス」「年賀状」「フォトブック」の3つのサービスを展開している会社です。

我が家(自分)ではフォトブックを毎月1冊作っていて、子どもの成長記録として残しています。

スマホの写真アプリを見返すよりも、フォトブックにして見返す方が段違いに思い出に浸ることができます。

そんなフォトブックを遠方の親にも送っています。スマホ上で写真を共有することが簡単になった昨今。自分の親はスマホを使いこなせないので、実際に”もの”としてあった方が嬉しいのではないかと思い、贈ったところ、非常に喜んでくれています。そういう意味では、親孝行の一環としても役立っています。

他にも喪中、寒中見舞い作成や写真を保管するアルバムの販売、同人誌や写真集の作成のためのしまうま出版なども展開しています。

いずれのサービスも「高品質で低価格」を徹底していて、お財布にも優しいものになっています。

なぜ入社したのか

入社するにあたって、一番大きなきっかけとなったのは妻の体調不良でした。

昨年妻がとあることでかなり体調が悪くなってしまい、絶対安静の状態になってしまったことがありました。妻がご両親の元へ行き、その時に初めて子どもと2人で数日を過ごしました。その日々の中で、「万が一のことが起きた時、子どもに何を残せるだろうか?」と考え始めたことがきっかけでした。

仮に自分がいなくなっても残るものを考えたときに、写真が思いつきました。

自分自身、子どもの時の写真があまり残っておらず、親との写真も数枚程度。今のご時世、スマホには写真は残っているものの、些細なことで一瞬にして消えてしまうこともあり得ます。クラウドに残せるとはいえ、継続して使うにもお金が必要だったり、サービス終了の可能性も危惧しなくてはいけなかったり、なんだかんだで物理的に残っているって割とありなんじゃない?と考え始めました。

そこから、物理的に写真を残すようになり、スマホで写真を見るよりも、思い出の解像度が増したような感覚になって、とても良い体験になりました。

ちょうどそのタイミングで今の会社から声をかけてもらい、これも何かの縁かもしれないということで入社することになりました。

他にも、これまではネットで完結するサービスやSaasの開発に携わることが多かったのですが、(物理的な)実際の”もの”を販売する、売るという会社に携わったことがありませんでした。

特に最近はフリーミアムのサービス開発が多かったので、サービスを通じて”もの”を売ることにフォーカスした事業に携わりたかったという気持ちもありました。

今は何をしているか

元々、既存プロジェクトにiOSエンジニアとしてジョインする予定でしたが、入社早々に新規の規模大きめのプロジェクトにジョインすることになりました。そこでiOSチームのリーダーとプロジェクトマネージャーを兼務することに。まさかこうなるとは。

自分にとってどちらも初めての経験なので、(本当に)周りに助けられながら日々取り組んでおります。これまでの会社ではどちらもチームメンバーの一員としてその担当のメンバーを見ていました。しかし、実際に自分がその役割を担うと想像通りにはいかず、思うようにいかない日々ではありますが、何事も経験という気持ちで、日々勉強してながらがんばっています。

今のプロジェクトではこれまで自分が扱ったことがないアーキテクチャを採用したり、プロジェクトチームとして技術的な挑戦も行っていて、技術面でも日々勉強することが多いです。

また、自分が主体的に動いて勉強会を開催したり、知見の共有を行ったりと、これまでにないぐらいにアクティブに動いているな、とも思ったりしています。

実際に働いてみてどうか

しまうまプリントは東京、福岡、熊本、鹿児島の4拠点で仕事をしているため、ほとんどの開発のメンバーがリモートで働いています。

開発のメンバーがオフラインで一挙に集まることはなかなかなく、基本はリモート上で全て完結するような働き方になっています(自分はオフィスには入社してから3回しか行ったことがないですが、これでも多い方だと思います)

世間的にコロナ禍を経て、実際に出社してオフラインで集まることも多くなったとはいえ、弊社の場合は拠点間の物理的な距離があるので、他社以上にオフラインで集まることが難しいな、と思っています。

逆にこの距離があるからこそ、フルリモートでも問題なく開発が進められる仕組みとなっているというのもあります。

あと、入社してしばらくして工場見学をさせてもらったことが心に残る思い出となっています。

鹿児島ラボの写真。これは一部だけど、全体はかなり大きい工場になっています。

自分たちが作っているアプリから注文されたデータが実際に写真やフォトブックなどがプリントアウトされて、”もの”になる瞬間を見せてもらいました。ネットだけで完結するSaasとは違い、実際の”もの”として出来上がっていく過程を見られたのはとても面白かったです。

また、しまうまプリントは「注文受付〜生産〜梱包〜発送」までの全ての工程を自社で行っていて、開発だけでなく、工場での生産性の向上や業務改善・効率化、ユーザーサポートなどサービスの全てが集約されているのも面白く、他部署の人の話を聞くのが個人的にはとても楽しみです。

ちょうど試用期間が終わった段階で、本番はこれから。今ジョインしているプロジェクトも動き始めたばかりなので、気合い入れてがんばっていくぜ!という気持ちです。

Saasの開発とはまた違う楽しみもあると思うので、もし少しでも興味がありましたら、ぜひこちらをご覧いただけると嬉しいです。そして、話をきいてみたい気持ちがありましたら、ぜひ自分までご連絡をいただけると嬉しいです。

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Takashi Sawada

iOS Developer. Love movie and game, music. And love Apple products.