フィルムカメラから網膜への逃避考

Takk…
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Mar 20, 2018 · 2 min read

大学生の時に買ったフィルムカメラ。最近、実家に眠っていたのを引っ張り出して、久しぶりに写真を撮った。

今やスティーブのおかげで常にポケットに入っている四角くて薄いやつが、信じられないくらい美しい写真を撮る時代だ。

フィルムカメラの好きなところの一つは、フィルムを巻き取った時のジーッという音と、シャッターを押した時のカシャンという音だろうか。

僕は今、都内某所のカフェにいる。ガラスの大きな窓からは雨に濡れる街が見える。不思議に思うのは今という一瞬は僕の網膜にこれほどまでに鮮やかなのに、振り返った記憶ではそれほど鮮明に色は映らないこと。

写真に撮っても、網膜で見ている景色ほど鮮やかではないだろう。写真には写真の良さがある。網膜に映るものとは違う。(と思う。)

フィルムカメラで撮った写真はまだ現像していないけど、そんなことを考えた。

先日、「テッククランチさんの記事で修正がありました。」と書いたら、NICE n EASYを購入してくださった方からメールをいただいた。

(記事を信じたから)残念です。ということと、コンセプトに共感している。返金は求めないけど、栄養面での納得ができるまで継続はしない。というお話だった。

とても丁寧な文体で、NICE n EASYに対する敬意すら感じる内容だった。(勘違いかもしれないけど)

貴重な時間を使ってメールを送っていただいたことに感謝すると共に、これからの時間で(この方も含めて)より多くの人が喜んでくださるプロダクトを作っていきたいと改めて思った。

100年も経てば、「今」のことなんて誰も覚えていないだろう。(写真は残っているだろうけど。)

自分が生きている間で、どれだけの人に良いものを届けられるだろうか。

写真も良いけど、なるべく自分の網膜に、その人たちが喜ぶ顔を目に焼き付けたいと思う。

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    Takk(タク)はアイスランド語で ありがとう. 食のPlant Based Lifestyleを探究するAunaの代表. 植物の神秘・からだの不思議に興味があります. Instagram:◎auna___ http://auna.asia/

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