勉強会の主催をふりかえる

tarappo
6 min readDec 29, 2017

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年末年始ゆえの怒涛の更新ラッシュです。

2016年からiOS Test Nightという勉強会の主催をはじめました。

そして最近では、「すくすく!子育てエンジニア Meetup」を2018年1月に初開催を控えており、また「もくもく会や輪読会」などもやろうと企画しています。

そこで、今回はそもそもどういう想いがあり色々な勉強会を主催しているのかを書こうと思います。

Test Nightという勉強会

はじめるにあたって

1年前にiOS Test Nightという勉強会をはじめました。ふりかえりをした1周年の話は以下のブログに書きました。

この勉強会をはじめる経緯は上記のブログにありますが、モバイルアプリ周りはテストに関するナレッジが日本語では少ないと感じていました。

iOSやAndroidに関する話をする場がたくさんあるものの、テストに特化したものがないというのがあり、自身としてその必要性を感じていました。

特にiOSはAndroidに比べて、大きめのカンファレンスでもそういう話が少ないのは悲しく思っていました。

そこで、そのような情報を共有する場として本勉強会をやろうと動きました。

勉強会をやるにはニーズがなければと思い、iOS界隈の友人に話を聞いたところ参加してみたいと言われ、後押しされたのを覚えています。その節はありがとうございました(AKIBA.swift界隈の方々)。

この勉強会をはじめるにあたり、勉強会に参加したことはあっても主催するという経験は一切ありませんでした。色々と手探りながらも、社内の調整から何から何までやりました(その当時は弊社はこの手のサポートが弱かったのですが、今はかなり色々とサポートしてくれます)。

また登壇してくれる人がどれぐらいいるかもわからなかったため、発表してくれる人を探したのを覚えています。

色々と最初は大変でしたが、どうしてもこのような場を作りたいという思いがあったのです。

Androidでも開催したいという思いがあり、Android Testing BootCamp主催のしろやまさんともお話をして、今ではAndroid Test Nightも開催しています(今までに2回開催しています)。

Test Nightに対する想い

上記のようにはじまったTest Nightですが、書いてある通りテストに関する日本語のナレッジを増やしたいという思いがありました。

また、私やSWETメンバーが業務でやっていることを発表することができる場を作りたいという思いも併せてありました(SWETという名前を広めたいという思いも少なからずありました)。

平日の夜に仕事を終えて参加するわけですし、登壇する人や参加する人にはナレッジを得て欲しいという思いは強くあります。質問タイムは作れていませんが、懇親会で色々と参加者の方がテストについて話している姿を見ると私は開催して良かったと思います。

この勉強会でナレッジを得て、そのナレッジがその人が担当するプロダクトなりに反映され、そしてさらにその知見をTest Nightで発表してくれればこれ以上の幸せはありません。

ただ、単に懇親会目当ての人がいるのは悲しい事実ですが、それでも大半の方が楽しんでくれているなら嬉しい限りです。

この勉強会は、SWETのメンバーがサポートしてくれています。来年には司会なども含め、私以外の人で回せられればと思っています。

確かに勉強会を続けることは何かしら大変な面もありますが、良い面も多くあります。私がこの界隈にいる間は続けられればと思っています。

最近主催する勉強会

プライベートに関する勉強会

2017年のiOSDCの発表を聞いて、子育てエンジニアの話をする場があると良いなと思いました。以下の私のブログでもそのことに触れています。

そして、「すくすく!子育てエンジニア Meetup」を開催することになりました。

この勉強会は、私以外に弊社の人とは異なる2名の方と一緒に主催しています。

さらにTest Nightとは異なり、企業色は出さないようにしています。私もSWETのメンバーとしてではなく単なる父親として主催します。そのため、1つの企業の協力を得て開催をするのではなく、色々な場所で開催するつもりです(会場を提供してくれる企業様は随時募集しております)。

この勉強会をしようと思ったのは、プライベートあってこその仕事であると痛感しているからです。

色々な勉強会を通して、勉強会の素晴らしさは分かっていました。

そこで、勉強会を通して同じ境遇の人達と交流したいという思いや自身のナレッジが他の人にとってメリットがあるならば!という思いがあり、この勉強会を主催しようと思いました。

勉強の場としての勉強会

まだ公開はしていませんが、2018年は「もくもく会、輪読会」を10名前後で定期的に開催しようと思っています。

1人でやるよりも色々な人とやることが効果があると感じていますし、確実に自身の勉強の時間を確実に確保できるはずです(以前はたまに輪読会みたいなのをしていたのですがここ数年やっていませんでした)。

子育てエンジニアとして、やはり時間の確保は非常に困難です。そこで、このような場を作ることにより確実に勉強をしたいと思ったのです。

本の対象を何にするかはまだ決めていませんが、せっかくの機会なので濃厚なものができればと思っています。

勉強会を主催するということ

今、私が主催している(しようとしている)勉強会についてつらつらと思いなどを書きました。

それぞれの勉強会の目的は異なります。

勉強会を主催するということはコストがどうしてもかかりますし、悲しいこともあります。しかし、今はそれ以上のメリットがあると感じているので続けられています。

私は私が主催する勉強会のおかげで色々と助かっています。また、この勉強会が誰かの役に立てているのであれば、それは嬉しい限りです。

2018年も皆様、そして私自身が楽しめる場を提供できればと思っています。

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