自己紹介(ポール・マクナーニ)

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初めまして!インキュベイトファンドのGPのポール・マクナーニと申します。
初投稿ということで、自己紹介をさせて頂ければと思います。

大学時代

オーストラリアのキャンベラで子供時代を過ごし、マリスト・カレッジ・キャンベラを卒業後、ギャップ・イヤーを利用しロータリー学生交換プログラムで三重県に留学しました。その後法学とアジア研究の学位を取得するためオーストラリア国立大学に入学しましたが、いつか外交官になるという夢を追うため中退し、文部省の奨学金を得て日本に戻りました。

日本での大学在学中は、その後の人生に大きなインパクトを及ぼすような様々なバイトを経験しました。ヤマハ発動機株式会社の東南アジア向けビジネスを手がける小さな広告代理店で翻訳や広告のコーディネーションを行い、より広範囲のアジア市場を垣間見るとともに、マーケティングについて多くを学びました。また新興のISP(インターネットサービスプロバイダ)で働いた際には、デジタルとスタートアップの世界に触れることができました(今はなきLycosと交渉するために米国に行ったことは忘れられません)。 そしてマンツーマンの英語教師のバイトでは、自分は決して良い英語の先生にはなれないということを痛感しました…。

キャリア

大学の卒業試験がオーストラリアの外務官試験と重なり、応募するのに1年待たなければならないことがわかったとき、外交官ではない別の道に進むことを決意しました。1997年にリクルートに入社し、事業開発(じゃらんの予約サイトの立ち上げ等)とCVC(マネックスやDeNAへの投資等)の両方を経験することができました。リクルートでの5年間はとても楽しく、辞めた後も同社が人材サービスにおける国際的な大企業に成長するのを見届けることができ、とても嬉しく思います。

リクルート在籍中に友人がゴルフのオンライン予約会社を立ち上げ、その役員に就任した際に、当時その投資家であった赤浦徹さん(現在はインキュベイトファンドのGP、日本ベンチャーキャピタル協会の会長も兼任)に出会いました。その後マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、21年後に赤浦さんとインキュベイトファンドの仲間入りを果たしました(詳しくは後述します)。

リクルートで5年間過ごした後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに転職し、MBAの代わりという位置づけで2年間いるつもりが、結局18年間在籍する形になりました。主に消費財・小売、マーケティング、デジタル、アナリティクスの領域で、日本とアジアで大体時間の半分ずつくらいを使う形で、様々なクライアントと共に思い出に残る数々の仕事を経験しました。

インキュベイトファンドへの入社経緯

2019年に、赤浦さんからインキュベイトファンドに参画しないかとお声掛け頂きました。リクルート以来約20年ぶりにベンチャー投資に戻るということで心が躍りましたが、マッキンゼーのシニアパートナーとして充実した日々を送っていたため、時間をかけて考えさせて頂きました。9カ月近く話し合いを続け、2021年3月に5人目のGPとして入社することになりました。このような大きな決断に至った理由については、後日詳しくお話したいと思います。

生い立ち・趣味

個人的な話ですが、私には7人の兄弟姉妹がおり、姪と甥が約17人(※正確な人数の把握は諦めました)います。
またハイエンド・オーディオ、映画、車、時計が好きで、なんとなくの健康維持のために週に1~2回は有酸素運動とウェイトトレーニングをし(ようと努力をし)ています。

今後、日本のVCや人生全般について、より多くの考えを共有・発信させて頂ければと思います!
引き続きどうぞよろしくお願い致します。

Twitter: https://twitter.com/paulmcinerney
Facebook: https://www.facebook.com/pauljmcinerney

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Paul McInerney & Associates

創業投資に特化したシードVC インキュベイトファンドのGPポール・マクナーニのチームです。