超個人的SXSW 2020 注目セッションリスト（５）
34年の歴史で初めて中止となったSXSW。見たかったセッションが山ほどありますが、このままお蔵入りさせるのももったいないので公開します。。基本英語得意じゃない私がGoogle翻訳を駆使しながら調べたものです。他にもおすすめとかあれば教えてください。Day5はAR、AudioAR、インクルーシブデザインなど。
Day5(MAR 17)
SciFi-preneurship: How Sci-fi Shapes the Future
MAR 17, 2020 | 9:30AM — 10:30AM
Evernoteのco-founder、元CEOでもあるフィル・リビン。現在はAIのスタートアップスタジオであるAll Turtlesのco-founder兼CEOでもある彼が、「サイエンスフィクションが未来を形作る方法」と題して登壇。サイエンスフィクションは、予測ではなく青写真である、クリエイターが自ら望む世界を構築せよ、と促す。サイエンスフィクションの優れた作品から具体的なアイデアを掘り下げ、未来のクリエイターにどのように影響を与えるか、語っていく。
Looking to Listen: AR for Hearing Impaired
MAR 17, 2020 | 9:30AM — 10:30AM
聴覚障害者向けARについて。人々のQoLを向上させる大きな可能性を秘めるとされるARは聴覚障害のある人にとって特に有用であり、AIによってコンピューターが日常生活で聞こえるさまざまな音を理解できるようになってきている。本セッションはARとAIを組み合わせ周囲の音をリアルタイムで視覚化して、何が起こっているかを視覚的に理解できるようにすることを目的としたたLooking to Listen（L2L）プロジェクトを共有する。どのような種類の音を特定できるか、音響情報を視覚情報にどのように効果的に転送するか、ARの可能性をどう最大限に活用するか、説明する。
Making Cities Antifragile to Face Unknown Unknowns
MAR 17, 2020 | 9:30AM — 10:30AM
都市のレジリエンスについて。登壇者は都市のレジリエンス長、テロリズムの専門家、犯罪アナリスト、都市デザインの教授。彼がコラボレーションして実現した、ハンドヘルドテクノロジー、反脆弱性科学、 都市を通る人、物、エネルギー、情報の流れを組み合わせたプロジェクトをテーマに議論する。
Race You There: 90 Minute Transatlantic Travel
MAR 17, 2020 | 9:45AM — 10:00AM
マッハ5の航空機を開発するHermeus CorporationのFounder兼CEOのスピーチ。同氏はSpaceX、Aerospace Corporation、Northrop Grumman、Aerojetといった航空宇宙分野を経験している。超高速での移動が実現すれば、臓器提供者の配達と移植の範囲の拡大することも、ロンドンでの長い一日の仕事の後にオースティンでの子供の就寝時間に間に合うことさえ想像できる。マッハ5の速度で世界が物理的に接続することで、必要なものをより高速に取得できる。ニューヨークからロンドンへのフライトが90分しかかからないとすると、考えられる新しい産業もあるだろう。
Supercharging Sound Experiences with Audio AR
MAR 17, 2020 | 11:00AM — 12:00PM
Amazon Echo向けオーディオドラマのRosina Sound、BBC R&D、AudioLab 、Boseの面々によるAudio ARについての議論。 ソニーのウォークマンがサウンドの世界を一変し40年が経ち、今日まではステレオヘッドフォンが標準的なデバイスであった。オーディオARによって、これからはエンターテイメント、情報、コミュニケーションのためのパーソナライズされたサウンドエクスペリエンスのプラットフォームが提供される。スマートヘッドフォンは、現実世界のコンテンツと没入型の拡張サウンドレイヤーをシームレスかつ効果的に融合し、私たちの世界との関わり方や、生活の中での聴覚体験をどのように変えていくあろうか。
Life & Death Design: Lessons from Life-Saving Tech
MAR 17, 2020 | 11:00AM — 12:00PM
米国の保険会社AllstateのUXストラテジストが語る、「生死設計：Life Saving Tech」。 ストレスは人間の脳を変化させ、時に能力を高め、低下させる。危険と隣り合わせの業界では既に、Life -Saving Tech関連のクリエイターは、 パニックや攻撃性を軽減しながら、脳科学とスマートデザインを活用して優れた本能を活用する方法を発見しているとする。UXデザインを活用すれば、飛行機を着陸させ、自動車事故を回避し、心臓発作の犠牲者を蘇生させ、燃えている建物から逃げるのを支援するのも可能であり、こういった技術をあらゆる分野の作品に適用すれば、ユーザーの心の状態に関係なく、ユーザーの行動を効果的に導く明確で直感的なエクスペリエンスを提供できるというもの。
Redesigning the Urban Environment for Extreme Heat
MAR 17, 2020 | 11:00AM — 12:00PM
気候変動に伴う都市環境の設計について。非営利のコンサティング会社であるブルームバーグアソシエイツの校長と、コロンビア大学の Resilient Cities and Landscapesセンターのアソシエイトディレクターによる対談。気温上昇によってもたらされるリスクの増加と、その影響を緩和するための実証済みのソリューションについて説明する。
Automated Vehicles: Data Sharing and Collaboration
MAR 17, 2020 | 11:00AM — 12:00PM
米国運輸省、ロサンゼルス交通局、ピッツバーグ市、オースティン市いにょる自動運転車両のデータシェアとコラボレーションについて。安全で効率的なモビリティ社会の未来には、地域社会と技術者間のデータ共有およびコラボレーションが必要と訴える。
Convergence Keynote: Gabo Arora
MAR 17, 2020 | 11:00AM — 12:00PM
コンバージェンスキーノート。 Gabo Aroraは世界的に有名なimmersiveアーティストでもあり、ジョンズ・ホプキンズ大学教授、元国連外交官でもあり、VRやARなどの最先端技術に長けている同氏が、新しい市場をどう作るか、イノベーションをどう作るかについて語る。
Helping Vets Through Technology, Music and Health
MAR 17, 2020 | 11:00AM — 12:00PM
技術、音楽、健康を通じた退役軍人の支援について。米国軍および連邦政府機関が何十年もの間行ってきた退役軍人向けの音楽療法について、実証済みのベストプラクティスを備えたトータルウェルネスケアソリューションの提供について語る。
Computational Creativity for Gastronomy
MAR 17, 2020 | 11:30AM — 11:45AM
2015年に機械学習をベースにAIで音楽アルバムを作成したソニーが、2020年、ガストロノミーへの適用を進める。無形の嗅覚センサーデータを含むさまざまなデータを必要とし、機械学習とロボット工学で5感を活用した、より美しい世界をどう作っていくのか。
Combating Bias Through Inclusive Digital Products
MAR 17, 2020 | 12:30PM — 1:30PM
インクルーシブデザインについて。2011年まで自動車の安全設計をテストするために使用されるダミーに女性型が使われることはなく、AIが暗い肌をすぐに認識しないのはバイアスによるもであり、製品設計と開発においてアンコンシャス（無意識の）バイアスに積極的に対処していかないと、その影響は壊滅的なものになるとする。Airbnb、Planned Parenthood、Adobe、Work＆Coというインクルーシブデザインの先駆者たちが戦略と戦術について議論し、製品ができるだけ多くの人々に役立つようにするためのインクルーシブデザインについて議論する。
The Future of Your Brain: Neural Implants and More
MAR 17, 2020 | 12:30PM — 1:30PM
神経インプラントなどの脳の未来について。 脳神経外科医でありブレインテックイノベーターであるスピーカーが語る。現在、神経科学はデータ科学に変化しつつあり、投資は加速、Elon MuskのNeuralinkのような有名な発表にもつながっている中で、脳とコンピューターのインターフェースは指数関数的に改善され現実のものとなってきている。同氏は今後10年間で、私たちのほとんどがニューロテクノロジーに関与することになり、それによってどのような変化があるかを示す。
Open Source in Transportation
MAR 17, 2020 | 12:30PM — 1:30PM
輸送におけるオープンソースについて。公共、民間、アカデミアそれぞれが、新しいモビリティおよび安全性ソリューションのR＆Dを共同で推進するためにOSSを構築する昨今、インフラ管理、コネクテッドおよび自動車両（CAV）、スマートトラベルアプリケーション、インテリジェント輸送システム（ITS）などが加速された。輸送におけるOSSの影響と進化、今後の機会と脅威について議論する。
Drones: Changing Lives, Shaping Society
MAR 17, 2020 | 2:00PM — 3:00PM
連邦航空局エグゼクティブディレクターが、Fedex、Airbus、Bellのドローン業界のイノベーター三者を迎えて議論する。ドローンが生活にどのようなプラスの影響を与え、どう変化させているか。いわゆる3Kの仕事から、、食料・医薬品までのあらゆるものの配達、さらには人間も含め、ドローンは日々新たに創造的な方法で使用されている。
Convergence Keynote: 5 Ways You’re Killing Your Creative Potential
MAR 17, 2020 | 2:00PM — 3:00PM
コンバージェンスのキーノート。TBWA Media Arts LabのChief Creative Officerが、 90年代以来人類の創造性のスコアが低下していることを指摘。過去2年間で、人気の高い映画の4分の3が続編またはリメイクであり、音楽のコード構造は均質化されて、学校における芸術予算は削減されているとする。同氏が提唱する創造性を殺す5つの方法と、どうすればそれを避けられるかということについて、紹介する。
Featured Session: Girl Decoded: A Scientist’s Quest to Bring EQ into AI
MAR 17, 2020 | 3:30PM — 4:30PM
感情AI分野の先駆者であるAffectiva社 CEO & Co-Founder、近日著作「 Girl Decoded：A Scientist’s Reclaim to Our Humanity to Bringing Emotional Intelligence to Technology to Technology」が発売される Rana el Kalioubyのセッション。 AIでテクノロジーを人間化するという同氏の画期的なミッション、Emotion AIは、IQだけでなくEQ、または感情的知性も備えているとする。同氏のイスラム教徒、エジプト系アメリカ人の科学者、そして起業家としての人生を辿り、自動車、広告、メンタルヘルス、自閉症研究フィードでのEmotion AIの適用方法について議論していく。
Tech vs. Finance: The Battle For Your Money
MAR 17, 2020 | 3:30PM — 4:30PM
フィンテックセッション。 クJPモルガンの元CFOでブロックチェーンバブルを生み出したウォール街の女王と呼ばれる ブライス・マスターズ、 P2P融資会社、レンディングクラブの元CEOであるルノー・ラプランシュ、 VestedのCEOダニエルP.サイモンというフィンテック業界の著名人たちが議論する。
Refugees in the Workplace — A New Talent Pool
MAR 17, 2020 | 3:30PM — 4:30PM
世界に2590万人いるとされる難民は潜在的な従業員である都市、難民雇用は、保護すべき人々を支援するだけでなく、新しい才能のプールを提供し、新たな視点を引き出し、ビジネスの成果を高める。難民とその雇用主との対話に基づく調査に基づき、彼らが職場にどのように歓迎され、企業発展につなげていくかについて議論する。登壇者はDeloitte Consulting、Tent Partnership for Refugees、Government Agency、Monitor Institute by Deloitte。
Transportation in an Evolving Mobility Landscape
MAR 17, 2020 | 5:00PM — 6:00PM
公共交通の未来について。Denver Public Works、ITS America、Dallas Area Rapid Transit、Federal Transit Administration（ アメリカ連邦公共交通局）といった公共交通の提供者サイドのメンバーが、コミュニティがマルチモーダルなオプションを準備する方法、すべての人々の経済的活力とモビリティをサポートし、お新しいエコシステムをつくり輸送を再定義していく方法について議論する。
