みんな忘れてる、iPadがまだパソコン代わりになれない理由

TOMITO
TOMITO
Jul 22, 2017 · 4 min read

iPad Proの10.5インチとiOS11が発表されて、iPadとiPhoneが違うところを目指すようになるようです。これまでiPadは、登場したときからiPhoneを大きくして電話機能を省いたもの、というようなイメージが一般的でした。使ってる人は毎日使ってるけど、いらない人には全く不要なものとはっきり分かれていました。

iPhoneは1人1台携帯電話を持っている社会に登場して、そのみんながすでに持っている携帯電話に置き換わるものだったので、iPhoneがどんなものか、iPhoneに変えると何がどう変わるかがイメージしやすかったものです。

しかし、iPadに関しては携帯電話のように置き換わるものがなく、すでにiPhoneが普及して認知されたところに登場したため、電話のないデカイiPhoneというふうにしか認識されていないものでした。

iPadが登場した当時から、これがあればパソコンが要らなくなるという人もいました。パソコンでやることがメールとネットがメインで、普段から持ち歩いている人の意見でした。その後、iPadが進化して薄く軽くなり、外付けキーボードが使えるようになり、クラウドサービスが充実し、Officeソフトも使えるようになり、スペック的にもノートPCを超えるCPUが乗るようになってきて、メールとブラウザがメインという使い方以外の人にとっても、もうパソコンは要らないというようになってきました。

でも、ちょっと待ってほしい。

iPadが進化して、iOS11になってもまだパソコンで当たり前にできて、みんながパソコンで普通にやっていることが、iPadではできるようになってない。個人的には、これさえできればもうiPad1台にしたいというところを挙げていきます。

1_外付けメディアとの自由なやりとり

ミュージックアプリ内の音楽をパソコンなしでどうするか?CDから読み込んでiPadに入れてあるものは扱えるか?動画ファイルや音声を自由に扱えるか。

lightning対応のusbメモリがあるけど、専用アプリを介さないといけない。ハードの問題とアプリの問題、二重に気になる。アプリがちゃんと使えるか、いつまでサポートされるか、ココの問題があるからいまいち踏み切れない。

2_iTunesからの独立

1と重なるけれど、結局iTunesから完全に独立できないと、バックアップ、ファイルの出し入れ、ミュージックアプリへの音楽のインポート、それにスマートプレイリストもiOSでは作れないし、パソコンなしで同じことができるとは言えない。こんなことはとっくにできるはずなのに、Appleは未だにiTunesにiOSデバイスを縛り付けている。個人のメインのデジタルデバイスがPCではなくなっている現在、もうiTunesが真ん中にある考え方は邪魔でしかない。

3_プリンタとの接続

これ、地味だけど結構重要。まずプリントアウトすることがそんなにないわけだけど、必要になった時にプリントの手順を見ると簡素すぎて驚く。白黒は選べないし、用紙サイズもA4固定、2枚のファイルを1枚の紙に印刷する設定もできない。「紙に出せればいいっしょ」とでも言うような超適当な仕様。誰でも簡単にプリントできると言う意味では素晴らしいけど、iPadをPCの代わりにすると言う意味ではこれじゃ困る。


ここに挙げたのは、技術的にはとっくにできるのにAppleがさせてくれない、というものばかり。あまり自由にするとセキュリティーやウイルスの問題があるんだろうけど、このくらいはもう何とかしてほしいな。

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