Bluemix User Group ミートアップ in Watson Summit 2017レポート by 運営委員

Hideaki Tokida
10 min readApr 29, 2017

--

Bluemix Users Groupはその名前の通り、IBMのBluemixというクラウドサービスを利用するエンジニア向けの勉強会グループです。ユーザグループの勉強会というのは定期的に行われていて通常は会場や集客も自分たちで好きに行っている。ところが年に1,2回ではあるけどIBMが大きなイベントに引っ付いて勉強会を開催することがある. こういったイベントに合わせて勉強会をさせて頂けるのは非常にありがたいことではあるけど難しいこともあるのでそんな面での運営記録です。

https://bmxug.connpass.com/event/52882/

一体参加者は何人?

今回に限らないがIBMイベントは結構個人情報の入力が多い、というかユーザ会のコンパスなんて言うなればハンドル名で申し込んでいるようなもんだからこっちがゆるすぎるんだけど。個人的には入力画面でメゲル。絶対にあれだけのフォームの項目に入れるのを見て辞める人は居るはずだ。で今回の様な場合にはもっと複雑でイベント自体が有償にもかかわらず勉強会の方は無償で入れる。非常に面倒。IBMのマーケ含め様々な方々ご調整ありがとうございます。

で結局参加者側に何が起こるかというとコンパスで「申し込み」するけど最終的には無料の専用コードが発行されて、参加者は「Watson Summit 2017」の申し込みサイトから申し込みをする必要がある。それで先程の入力項目を全部入れて晴れて申し込みが完了。この段階でざっと1/3は脱落した。(正確には普通に勉強会を開催しても1/3程度は不参加なのでその人数に合致しているくらいなのかもしれない)

今回は更に事をややこしくしているのが、正規にWatson Summitを申し込んで当日に「おや?」と興味を持ってくれた新規顧客さま。そして今回勉強会とセットになっていたセッションに申込で頂いていた方がどの位勉強会に残って頂けるのか。そういったことが重なって正直始まるまで人数が全く読めていない(ある程度は事務局より聞いてはいたけど)状況となった。

セッションの選考

会場で用意してもらったSPEAKER用のネームホルダー

先に応募していただいた方々ありがとうございます。本当にこういった形で発表して頂けるのは非常にありがたいことだと思っています。発表枠以上に応募が有りましたので選考をさせていただきました。結論から書くと今回は、「体験・経験」を優先して選んだ。ソリューションやサービスでこういったことが出来るというのではなく、こういうことを「やった」。という内容の方を中心に選ばせてもらいました。内容もセッション(20分枠)と、LT(5分枠)の2つが用意されていました。いずれの方もセッションで申し込みをされておりダメでもLTでもと言って頂けて非常に助かりました。

アジェンダ

Watson Summit だったからなのか最近のBluemixの傾向なのかお申込み自体もWatsonネタが多かったです。

会場設営から手配諸々

今回は私の不手際感もあるのだけど運営スタッフを固定できなくて結構ギリギになって(というか前日までまだバタバタしていましたが)ようやく一通り名前が埋まったくらいの感じでした。

  1. 強引にでも事前にスタッフは固定にして、一定の連絡網を確立する。Facebook GroupとMessengerとSlackと・・と色々使って余計に混乱をさせてしまいました。(はい私のせいです。)
  2. 飲み物や、パンフレット等お金や手間が発生するものについては事前に「確実」に誰が担当で実施するのかを決めておく

それにしても今回は参加者もどういうカリキュラムか全然わからなかったような気がします。なにせWatson Summit自体のプログラムには17:00–18:00のセッションしか乗っていないのでなかなかどういうことやという感じだったお思うので申し訳なかったなと思います。

本編

クラウドチャンピオンのセッションから

IBM Champion for Cloudとは、(アメリカの)IBMで認定している社外エバンジェリスト認定のような位置づけのもので1年毎に認定されます。主にコミュニティ活動なので活躍した社外のサポーターに贈られます。 for Cloudは今年からできた制度。(来年以降はもっとBluemix User Groupから推薦をどんどんして行きたいと思っています)

日本アイビーエム株式会社 小薗井さんの司会進行

最初のセッションは小薗井さん司会のもと、今年の「IBM Champion for Cloud」の受賞者の授賞式と質問タイムから開始しました。

授与をしている鈴木さん

本来は、Willy氏がクリスタルを渡すはずが間に合わず司会進行している小薗井さんが自身で渡すというハプニングが発生しながらも無事に全員に渡し終えました。日本IBM様から結構素敵なものをいただきました。今回のタイトルが「Champion」だったことから当初「ベルト」をということだったのらしいですがクリスタルで何よりです(笑

頂いた結構立派なクリスタル
自己紹介をしている横井さん

色々自己紹介したり質問を受けたりしながらの進行を。全然椅子の配置とか急いでその場で設置しているので後ろからは全然見えなかったと思う。こういった会場のコンディションとか事前にわからないのでやりたいことをきちんと考えて置かないといけませんね。

(遅刻の)米IBM Chief Developer Advocate の Willie Tejada氏

後半戦は、いつものユーザグループの勉強会です。資料は別途Connpassに掲載されていくと思いますので写真で見て行きたと思います。まずは20分のセッションコーナー

ガチの照明器具を持ってLチカと言い切る中畑氏
真面目な顔してパ○ツ言うてる秋山氏
俺のプレゼンはライブデモや!という木内氏

もうチャンピオンのコマで時間が押しており(申し訳ない)皆様の少しづつのご協力で時間が少しづつ整合が取れてたのですが休憩をきっちり取れなかったので後半のLTの方々は休憩無しで列にならぶ

待機してと声がけして順番待ちしてくれる面々
Interconnectの報告と言いながら何故か私をいじる大島氏。
いつも軽快なトークで笑わせながらTwilioの機能を紹介していく高橋氏(さすが!)
我らがBMXUGのプログラミングの小峰先生今日はWatsonAPI
流行りのLabmdaとOpenWhiskをユーザ目線でわかりやすく(面白く)比較してくれた山口氏。
音声APIをわかりやすく紹介してくれた永田氏
予定していたサービスが停止予定のため急遽新しいネタで挑んだ木村氏
トリはBluemixコンテナの実案件での気づきを発表してくれた山口氏

一通りおわって、発表者の内容がかなり充実してきていて凄く面白かったので嬉しかったです。参加していただいた方も同じだと嬉しいです。登壇者の方もお互いに前の人の内容を拾って弄ってもらったりして場を盛り上げていただいてありがとうございます。

登壇者の皆さまがたぜひ資料はConnpassへ掲載をお願いします

無事に一通り終わり最後には記念撮影(写真は会場のプロの方にとってもらったのできっとその内にIBMの方から頂けるのであろうことを期待しつつ)をし、解散。皆様の献身的な協力によりやく30分もかかってようやく会場から人がいなくなりました(苦笑)。でも本心から言えばそうやって終わった後もいろいろな人が話しているという事が素晴らしいので早く出てください!というのは心苦しかったです。こういう場では後ろには余裕のある会場がいいですね。

所感

とりあえず終わってホッとしている私と鈴木さん

今回は非常に大変だった。正直200名でも普通の勉強会であれば結構気楽にやっているのにWatson Summitという大きなものに引きずられたせいだったのだろうか。来年は集客も諸々IBMにやってもらおう(苦笑。できれば普通の日中枠の中にユーザ会の枠がもらえて話すことができれば面白い。セッションとしても内容がかなり面白いので十分に見応えはあると思う>日本IBMのマーケの方々

ちなみにホテル内への飲み物の持込が1本あたり100円だったのだが立派な氷の中に缶ビールを入れていただたいので冷え冷えのビールを出すことが出来て個人的には嬉しかった(写真撮り忘れた)

当日まで準備に動いていただいた運営委員のスタッフの皆様(特にIBM側で色々調整していただた中野さん)お疲れ様でした!!

次回に向けて

やってみたいことも色々あるのだけどもう少し盛り上がれる様な土台を作っていきたい。スピーカーの方については今回 Slackをご案内していたのでできれば今後も Slackやオフラインを通じて情報交換をさせていただきつつ次回の実施で発表をしてくれそうなエンジニアの輪を広げていきたいですね。

こんなユーザ会ですが参加したい方はご連絡ください!

https://goo.gl/forms/sa8eHJLD6KlmD5sV2
最後に爽やかな笑顔の実行委員横井さんのスナップを!

--

--

Hideaki Tokida

もっぱら最近はクラウド関連なのだけどそういえば昔は文房具とかライフハック的な事が好きだった。OpenWhisk/Docker/Ansible/AWS/Softlayer/Bluemix コメントは私の個人的見解で、必ずしも所属企業の立場、戦略、意見を代表するものではありません。