日記、モスとカレー

nagata tetsurou
Aug 29, 2017 · 3 min read
オオミズアオ

オオミズアオに出会いました。蛾です。「蛾」というと、聞こえが悪いので、わたしはモスといいます。というか、この子は、オオミズアオといいます。古名は、ユウガオビョウタンといいます。かわいい。みればみるほど。愛おしいなあ。instagramのキャプションに書いたポエムをコピペします。

翅の淡くも鮮明な色彩。
穏やかで、いっしんに澄んだ色。
静かな風に揺れる後翅と前翅。
色材のない手付かずの色がひらめく。
美しい。
ひとみにあてがって、盲いてしまいたい。

まっしろな胴体も、ほんとうにきれい。感動しました。きみと出会った奇跡がこの胸にあふれてる。きっといまは、自由に空も飛べるはず。だよ。愛用のLeicaがヘタってきていて、接写しようとすると、なかなか焦点が合わなくて、難儀しました。あんまり寄ると逃げちゃうし。虫をきれいに美しく撮るのはむずかしいです。生きてるからなあ。

モスの顔って、よくみるとすごくかわいいので、顔も撮りたかったんだけど、葉っぱで隠れちゃった。「美しい」とか「かわいい」とかさんざん言ってるけど、つかまえられるほどの勇気はありません。そこまで親しみはない。やっぱこわさはある。親しみがないからこそ、撮りたくなったり、美しいと思えたりするのです。「恐れ」はだいじですね。「畏れ」というか。

このオオミズアオは近所の畑で撮影したものです。ほかにも生きたカナブンをぶら下げてあそんでる(ようにしかみえない)蜘蛛がいて、シャッターチャーンス!と思ったのですが、どうがんばってもまったくピントが合ってくれないため、あきらめました。

そしてカレーです。きのう、一晩マリネ液に漬けておいた鶏もも肉をつかってつくりました。バターチキンカレー。ルー不使用。スパイスだけ。信じられないほどおいしい(じぶんで言う)。水野仁輔さんの、『いまはなき名店に学ぶ!まぼろしカレー』という本のレシピを参考につくりました。

家族にも「おいしい」と言ってもらえました。しかしルーを使用する欧風カレーしか知らずに育った母は、「スパイスだけのカレー」というものの存在を認めてくれません。ルーを入れないとカレーじゃないらしい。「ごはんに合うおいしい鶏の煮物」などと言われ、「いや、カレーだから……」と弱々しく抗弁しましたが、母は頑として「煮物」と言い張るのでもうあきらめました。

どうしてもルーが欲しいらしい。来週は欧風カレーをつくります。

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