2018年に読んだ本

Tsukasa OMOTO
15 min readJan 1, 2019

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月に平均1冊は本を読もうと心掛けているが、昨年は平均2冊ぐらい読んだらしい。もちろん、読んだけどオープンにしてないものもあり、実際はもう少し読んでいると思う。特に、技術書などは今仕事で何をしようとしているのか特定される恐れがあるので書いないことが多い。

ただし、年々技術書を読むことは減っているのは確か。書籍から得られる情報が公式ドキュメントにまとまってあったり、そもそもまだ書籍化するには新しすぎる技術だったりすることが多くなってるからだろうか。

2017年はお金に関するリテラシーが低く、防げた損失がそこそこあったのが悔しくて、2018年はお金の知識をたくさん身に付けた。ちょうど1年前ぐらいにがっつりインプットしたので、1年を通して大変満足のいく結果が残せたように思う(何のとは明かさないが)。

せっかくなので、2018年に読んだ本の中から偏見に基づいたオススメ5冊を選び、適当に対象読者を付けて紹介する。

IT企業の経営者、最近自社が落ち目だなと感じているIT企業に勤める人

この本を読んでいるときは凄い衝撃を覚え、読み終えたときには自社の置かれた状況をはっきりと理解することができた。優れた経営者であればあるほどイノベーションのジレンマに陥りやすい。私からはあまり多くは言わないが、絶対に読んだ方がいい1冊。

行動経済学を学びたい人

1年間、一緒に仕事をしてきた人が「行動経済学面白いですよ」と教えてくれたので読んでみた本。

人間は自分が思っている以上に合理的な判断・行動が出来ないというのを、具体的な実例を挙げながら示していく1冊。行動経済学は、経済学と名前にあるが、今では経済学にとどまらず、それを支える心理学が広告やマネジメントなどにも応用されている。かなり役に立つ学問のように思う。

これからお金の勉強をしたい人

我々が住む世界では、お金を手に入れる方法が6つある。この6つの切り口からお金に関するリテラシーを学ぶ入門書。内容は中学生でも理解できるように配慮されているように思う。

これから投資を考えている人

テニスゲームを「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」に例えると、勝者のゲームとはプロが行う試合であり、プロは基本的に高い実力で勝負をし、自身のアクションにより勝利を掴む。一方で、敗者のゲームとはアマチュアの試合で、素人はたいてい自分のミスが重なって自滅する。

これから投資を始めようかという人が参加するのは当然敗者のゲームの方で、ここでどう振る舞うべきなのか、投資に対する姿勢を教えてくれる1冊。偶然にも今年読んだ投資関連の本は一貫して、本書が主張する投資に対する姿勢に通じるものを主張していたように思う。

教養を身に付けたい人

ホリエモンの『多動力』の中でも、教養を身に付けたい人は読むようにとオススメされていた1冊。教養って言っても漠然として何かよくわからないかもしれないが、とりあえず何か文化的な知識を身に付けたい人は読んでみると良いかもしれない。少なくとも酒の席で1つ提供できる話題を手に入れることができる(何の役に立つかは気にしない)。

以下、1年間読んだ本を

より抽出した。開始期間が2017/12/1なのは、その頃からTwitterに記録を残し始めたため、せっかくなので含めておいた。

『ウォール街のランダム・ウォーカー』はまだ読み終えてないが、あと少しなので入れておいた。ページ数が多くて年内に読み切ることが出来なかった。

2019年はすでに多くのことが予定されており、読書量は減ってしまうと思うが、それでも年間12冊は目標にしたい。面白い本があれば教えて欲しい。

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