「ショーシャンクの空に」を観た

更新するする詐欺が横行しましたがいかがお過ごしでしょうか、あけましておめでとうございます(白目)

ただの土砂降り画像

「ショーシャンクの空に」を観ました。特段映画が好きというわけじゃなくて、むしろ最近だと「House of Cards」とか「SUITS」、「Better Call Saul」みたいな海外ドラマばっかり観てました。なのできっかけとしては「みんながいいと言っているやつをとりあえず観とくか」みたいなノリですw

最近気づいたのは、映画の感想って本当に人によって違うなって言うこと。全く同じものを全く同じ環境で観たにも関わらず。それは常に自分のフィルターを通してしか価値判断ができないからだと思う。

なので一般的な映画評論なんて自分には出来っこないし、まずやるつもりがない。自分が見た景色を自分が持っている言葉でただ置いておくだけ。

そしてなんでこんな記事を書こうかと思ったかというと。忘れるから。忘れる、忘れやすい、とにかくすぐ無かったことになる、あらゆることが、自分の中で。楽しい気持ち、悲しい気持、そして悔しい気持ちも、すーーーぐ忘れる。それもまた悔しい。でも多分明日には無かったことになってるw だから忘れてもいいように、また思い出せるように出しやすいように書いておこうかなという気持ちになった。


この作品はヒューマンドラマという表現をされる。でもそのヒューマンドラマもどこにフォーカスをあてるかによってはいろんな見方がされるだろうと思う。僕の場合はとにかく主人公があえては語らなかった、そして描写もされなかった部分にフォーカスした。

大事な人が他の人のもとへ行ってしまった。それなりに賢さがある人であればそれを完全に人のせいにすることなんてできない。心の何処かに「自分にはもっとうまくやれたんだ」という気持ちがあり、それを以て自分を責めるようになる。そしてそれが執着へと繋がり今までの自分では起こし得ない行動を取ることに。アンディの場合はそれが、「酒を飲んで銃を持って相手の家に乗り込んでいく」という行動に繋がった(実際には乗り込んでいないっぽいので、「乗り込んでいこうとした」、もしくは「向かった」が正しいかも)。普段大銀行の副頭取をしているアンディならそんな行動をするような輩のことをバカにすることはあっても、自分で実行することは決してないだろう。それでもやってしまうんだ。人から徹底的に冷静さを奪う、それが執着。

そしてアンディがすごいと思うのはここから。彼はそんなこんなで無実の罪を着たまま、刑務所にブチ込まれる。ブチ込まれた描写の時点で表情と目線で「あ、プリズンブレイクくるでこれ」みたいなことが推し量られるんだが、ここからがいわゆる「ヒューマンドラマ」で心地よくなってくる。そしてその時間が長い。

なんせ20年。20年もの間目的を決して忘れることがなかった。刑務所の中ではじめはろくでもないことばかりだったが、徐々に信頼を得て、権限を得て、比較的「快適な生活」になっていったにも関わらずだ。もしかしたらその長い間に一時はその目的を忘れて放置していた時があるかもしれない………とは思わない。なぜなら忘れたら、止まったら終わりなのだ。毎日少しでも前に進まなければ、アンディもまた仮釈放面談で一喜一憂をして生きていくことになっていただろう。

並大抵のことじゃない。留まるのは楽だ。何もしなくていい、何も考えなくていい。時間が経てば勝手にそうなる。でも彼は時の流れという、この世で一番激しく大きな川の流れに全力で立ち向かってみせた。そして見事に川を登りきった。おそらく刑務所の中ではそれだけを目標に生きていたんだろう。その証拠に刑務所を出たあとの復讐の物語感とか、無罪主張はゼロだった。メキシコとの国境を超えた瞬間に彼の人生の目標は「全て」叶えられてしまった。

僕は苦手だ。ずっと長い間一つの目標を追い続けることが。一つ追っていたらすぐにその周りのものも欲しくなるし、それも含めた「総合判断」で軌道修正をしてしまう。だから当初欲しくて仕方なかったものが、ある日を境にさほど重要なものではなくなったりするし、完全に忘れてしまうこともある。でもそれでいいのか。成長はするんだけども、ただ成長するんじゃなくて、自分の欲しいものを手に入れるための成長をできるようにならないと、いつまでたってもこの違和感を抱えたまま生きていくことになるんじゃないのかと思う。

なので最近はもっともっとやることを絞ろうと思っている。捨てる力が重要なんじゃないか。そうすれば「総合判断」をする機会も減るし、より大事なものにフォーカスできるんじゃないか。まあ、そもそもその「大事なもの」がその時またはゆくゆく、本当に大事なものなのかどうかはわからないけれど(円環の理)。

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