エイリアンシリーズ感想

「プロメテウス」まで観終わりました。ずっと「エイリアン1」だと思っていたものが実は2でした。

エイリアン

第1作目。リドリー・スコット監督。エイリアン(幼虫みたいなの)との遭遇からその特性までをわかりやすく伝えつつ、成体にどこからいつ襲われるかわからない恐怖を丁寧に、そして淡々と描いているのでショッキングシーンがより際立っていました。初代ジェイソンのようなスリラー系をベースにした演出にモンスターパニックを入れた感じ。

エイリアン2

監督がアクション大好きジェームズ・キャメロン氏になって、前作とは打って変わってゴリゴリモンスターパニックアクション映画になりましたが、前作で丁寧にエイリアンについて描かれていたので、今度は成体がメインで襲われまくれるという流れは正解かも。しかし「エイリアンの強酸性のある血で分厚い鉄も溶ける」という設定があるのに、エイリアンを轢き殺した時に返り血を浴びているのに全く溶けてない装甲車だったり、エイリアンのパワーに勝るリプリーだったり、ちょいちょいパワーバランスが崩れるシーンがあるのもSFとフィクションのご愛嬌。

エイリアン3

「セブン」「ベンジャミンバトン」などを手掛けるデヴィッド・フィンチャー氏の初映画監督作品。制作途中で問題があったり脚本的にも散漫としている点はありますが、デヴィッド監督の影と光の演出はこの時から活きているんですね。

エイリアン4

「アメリ」で有名なジャン・ポール・エヴァン監督作品。宇宙船、巻き込まれる民間人、なんとしてもエイリアンを兵器利用したい軍、襲いかかるエイリアンの群れ等、脚本も編集もテンポがよくて、個人的に歴代作品で1番面白い集大成的な作品でした。

プロメテウス

エイリアン誕生秘話を描いた作品。1ぶりにリドリー・スコット監督がメガホンを取ってるのも熱い。エイリアンシリーズは通して「兵器利用しようとして結局失敗してるじゃん」な展開ですが、人間の祖先が失敗してるからそりゃ失敗するわ、と思った。展開的にも1を彷彿とさせる内容や演出だったので、エイリアンファンの方は当時盛り上がったんだろうなー。「マイティー・ソー」シリーズやイギリスのドラマ「LOTHER」に出演しているイドリス・エルバ、「ドクター・ストレンジ」でウォン役を演じているベネディクト・ウォンが出ていたのに興奮しました。イドリスさんは佇まいから色気があるし、ベネディクトさんはセリフこそ少なかったけど、独特な存在感がありますね。