一年は小さな一生(2015年ふりかえり)

撮影:廣田達也

数年まえに務めていた会社で後輩だった女の子が「一年は小さな一生。みなさん、今年はどんな年でしたか?」とSNSで問いかけていました。
それ以来、僕は「一年は小さな一生」と胸に刻んで、死ぬ前に帳尻が合うように一年一年を重ねてきたという感覚があります。
というわけで、2015年を振り返ってみようと思います。

2015年になった最初の数ヶ月は、恋人ができたりしてなかなか楽しい日々でした。ご存じの方も多いでしょう。SNSで写真をシェアすることを躊躇わなかったので、どん引きされたことも承知しておりますが、まぁ、僕としてはその時の自分を肯定したいと思います。
「感情は裁けない」というのが僕の信条のひとつで、それを自分に適用するわけですが、お許し下さい。感情は裁けません。自覚的に誰かを傷つける感情の行使は裁かれます。

さて、5月ごろ頃からは心身の調子が思わしくなく、7月から休職に入ったりもしました。2015年におけるどん底が7月と8月かなと振り返っています。

そして9月に復職し冷静に周囲を見渡してみたら、たんに僕がその会社を愛していないだけ、と気が付きました。そして、その頃に恋人とも別れました。
これは僕にとって、独立という選択をするためのきっかけとなりました。その辺の事情はこちらのエントリーに詳しく書きましたので、ご興味あればお読みください。

そこからは、友人たち、公私共にお世話になっている諸先輩や、かつて一緒に仕事をした方々に相談してまわり、誰もが「塚岡は独立するべき」と言ってくれたので、たいへん健やかな気持ちで諸手続きを経て、明日が正式な独立日となります。

まもるべき人がいるわけでもなく、家や車のローンもなく、無利子の奨学金と家賃しか抱えていない今の僕にとって、独立を選択することは簡単でした。
2015年は僕にとって、独立のための気持ちと環境を作るための1年だったのかもしれません。

2016年は、この選択によってもたらされる厳しい展開が僕を待っていることでしょう。
やらずに後悔よりやって後悔、というほど人生を楽観するタイプではないのですが、今はその言葉を信じることとします。

いま、テレビでは紅白歌合戦で美輪明宏が「母ちゃんのためならエンヤコラ!」と歌っています。

そうか、これですね。
自分のためなら、エンヤコラ!もひとつおまけに、エンヤコラ!

2016年が僕と皆様にとって実り多き刺激的な「小さな一生」になりますように。

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