日本を出てから
オランダの美大受験が叶わなかったものの、もうその会社で働き続けるという選択肢は私の中にありませんでした。しかも、25歳までには日本を出ようと決めていたのにもう26になりかけていたので、とりあえず何か現地で参加できて、ネットワーク作りにもよさそうなものを検討。
おおまかなプランとして、まず3ヶ月間は旅行者としてオランダに入り、すでに交流があった友人宅に滞在させてもらい、職探し。彼女とはLanguage Exchange(言語交換)パートナーを探し合う掲示板で知り合いました。これに関してはまた追々。
まぁでもなんのコネもなくいきなりヨーロッパで3ヶ月以内にフルタイムの仕事がみつかるとは考えにくかったので(労働ビザ狙いだったからフルタイム必須)、一番簡単で手っ取り早いワーキングホリデービザを日本のドイツ大使館で習得しておきました。いちいち帰国しないでそのままオランダから飛べるように。ちなみにドイツを選んだ理由は、オランダに近くてビザがとりやすかったから。そして、“距離的に近いし、そんなに大きな違いは無いだろう”という勝手な思い込みから。旅行ですら行ったことも無かったのに。→あとで泣くことに
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色々探した結果、Open Setというグラフィックデザインサマースクールに2週間ほど参加することに決めました。

私が参加した当時はそのプロジェクト自体できたてほやほや。オランダ南にあるブレダという街で開催されました。現在は主催者が拠点を移した関係で、ロッテルダムで開催されています。思い返してみれば、当時彼らはまだ大学院に所属している学生でした。ロシア人の女性がヘッドとなり、彼氏やその友人たちが彼女のアイデアをサポートする形で開催の運びになったそうです。みんな20代から30代でここのグラフィックデザイン専攻の学生。
参加者に関しても、主催者が、バランスよくインターナショナルに選抜した為、アメリカ、カナダ、ブラジルほか東西ヨーロッパ各国から様々なバックグラウンドをもったバリエーション豊かな人たちで構成されていました。年齢層も様々。まだ10代後半の若い学生から、自分の事務所をもっている2人娘がいるパパまで。アジアからは私と、もうひとり韓国人の女の子が参加。でも彼女はアメリカの美大に留学中で、その同級生と来ていたので英語はもちろん流暢。英語力に関しては私がワーストでした。いやー、今考えてもよくあのへたっぴな英語で20日間ももったよなと思います。
参加するにあたっては、ホームページからメールで基本的な自己紹介とポートフォリオ(いわゆる作品集。ウェブサイトでも可。)を送り、選抜されたら参加費のお金のやり取りをして完了。海外送金なんてやったこともなかったので、それは現地友人に手伝ってもらいました。
滞在場所に関しては、ブレダが現地友人宅からかなり離れている街だったため、この間だけ見つける必要がありました。安くおさえるために、まずはご存知Airbnbで探したものの、開催地のスタジオから遠いところばかりで、類似サービスのWimduで見つけ出して予約。気のいい典型的オランダ人男性が住む、昔ながらのオランダ式家屋の小さいな部屋を間借りしました。



参加者同士の相部屋で、Open Set側がホテルをおさえてくれるオプションもあったのですが、自分で探した方が半額ぐらいで済んだのです。
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長くなってきたのでこの辺で。
次回はOpen Setのサマースクールに関しまして。