Graphic Design Summer school “Open Set” について

開催期間は全部で2週間。

そのうちの10日間のうち、3つのワークショップを選び、それぞれ2〜3日ずつ参加するというスタイル。

私のように全日参加する人もいれば、単発で受けにきている人もいました。

講師によるレクチャー(自身の経歴や過去に携わったプロジェクトの紹介)を聴いたり、ディスカッションしたり、出された課題に対して講評を受けたりします。初回ワークショップでは30人ぐらい一緒に授業をうけました。

講評の形式は日本の美大や美大受験予備校などとだいたい同じでしたが、講師が作品についてあれこれ言うだけじゃなく、参加者が思ったことを気軽に発言し合って進めていくところはやはり欧米式。講師の話を聞いてうんうん頷くだけでは得られない様々なアイディアや懸念点が飛び込んできます。それ無しで講師の発言だけで進んでいく日本のやり方って、学生が受け身になりがちだし、自分で考えてそれを表現/発言していくという可能性を限定してしまいます。特にデザイナーのような仕事は、作品がよければそれでいいわけではなく、それをいかに魅力的に説得力を持たせて人に伝えるかが重要になってくる仕事。私はミッション系私立女子校というかなりコンサバティブなところで中高の6年間を過ごしていたので、18歳から通い始めた美大受験予備校で初めて、自身を自由に発信していい環境を得、「やっと自分自身でいられる」とホッとした気持ちになれたことを覚えています。

初回の講師はロンドンからお越しのJonathan Barnbrook

インターナショナルな環境は想像通りすごく面白くて毎日充実していました。みんなデザイナー同士なので共通項も多く、話題も尽きず。日本人のデザイナーって意外と知られてるんだなぁと驚いたり。原さんは結構人気でした。ちなみにJonathanは浅葉さんと卓球して負けたらしい。

彼はイギリス人。イギリス英語に全く慣れてない私は彼が何を言ってるのかさっぱりわからず。唯一わかったのは頻発されるswear wordsだけでした(苦笑)さらに、いざ自分のデザインプランを発表するとカミカミ、Jonathanにアドバイスをもらっても理解できずでパニックな初回ワークショップ3日間でした。

しかし最終日の講評を終え、Jonathan交えてそのままスタジオで飲んでいると、彼が結構な日本通だということが判明。(元奥さんが日本人)

それ以降ずっと彼と話しをすることに。ワークショップ中はあんなに会話に不自由していたのに!彼は酔っぱらってくると、知っている片言の日本語を次々に試し始め、まわりの人たちにも悪めな日本語を言わせてみたり、最終的には謎の日本語swear words自慢に発展。ただの酔っぱらい外国人に成り果てていました。結構すごい人なんだけどね

スタジオを出て外で二次会

「きみは授業中すごく緊張しているように見えたけど、飲んでるときはとても愉快で楽しかったから違う面を見れてとてもよかったよ」と翌朝Facebookでメッセージをもらう。
まったく同じようなことを大学生のときの恩師にも言われたことがある。もういっそのこといつも酔っぱらってた方がいいのかもしれないと何度思ったことか。

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次のワークショップへ続きます。

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