Open Set — 2nd Workshop

2013年夏のオランダは日本の10月ぐらいの気候で、夕方以降は寒いぐらいだったみたいです。

*Open Setに関しては主に当時リアルタイムで書いていたブログ(現在閉鎖中)をもとに再編成しています。

この約3年間あまり夏らしくない涼しい夏を過ごすことに慣れてしまったため、もはや当時のようにこの涼しさを新鮮に感じることも無くなってしまいました。

当時の私によると、

「秋冬物が入っている大きい荷物は友人宅に置いてきてしまった為、ブレダには使用する分だけ夏服を持っていったのですが 、朝晩は結構寒く感じました。ほかのヨーロッパ人たちは平気で半袖やノースリーブだったりしたので、私が寒そうにしているのが不思議そうでした。案外わたし暑い国から来たのだな。」

とか言っている。今は平気で半袖ノースリーブで過ごせちゃってるけど。

まだ日本に住んでいるとき、街を歩いていると「この寒いのにTシャツ短パンでよく平気だな」という欧米人を見かけましたが、それが今はなぜかわかる。平均的にカラッとしていて寒い/涼しいところに住んでいる人たちは、湿気の多いアジアの国へ訪れると無性に暑く感じるのです。

日本へ一時帰国すると一目瞭然です。私はロンT一枚、上着無しで平気で過ごせるのに対し、街行く女子たちはコートにマフラー、ムートンブーツで歩いてる。

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さて、2番目のワークショップはMartijn Engelbregt氏を選びました。

彼はこのサマースクールの目玉的存在でした。(私にとって。)

なぜなら2010年に現代美術館で見た展示がオランダに行こうと決めた理由のひとつだったからです。展示で見た作家にこんな風にして会えることになるなんて、当時は夢にも思いませんでした。

Martijnはもの静かで、とてもミステリアスな人でした。

まず、スタジオに来たら靴を脱げと。

靴下のままみんなで路上に出るの図
別のワークショップ受講者が私たちの脱いだ靴を隠したり。

そして、ワークショップを始める前には必ず何かエクササイズをしました。ヨガや大気拳などなど。

出された課題もふわっとしていて難解。

“They don’t know what they are doing”

(彼らは何をしているか分からない)

というテーマを元に、受講者をオーガナイズして表現しなさいとか、

老子の本(英語)を1ページずつ切り取って受講者にわたし、それをもとにプレゼンしなさいなどなど。

Martijnによると、「デザイナーやアーティストは、作品の後ろに隠れがちだから、時にはその前にでることが必要」と説いていました。

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彼の最終課題はグループワークだったので、シルバーナ(カナダ)とフェデリカ(イタリア)とチーム結成。

まずいカプチーノを飲みながらプランを練る

「自分たちが不快に感じることをあえて人前でやる」というテーマで進めました。

作品の前に出る為には、恥を捨てなきゃね!というコンセプト。

シルバーナはデザイナー兼写真家。写真ベースで考えて自分のヌードをキューブにして公園に放置し、数時間後にどうなっているかを記録するプロジェクトを。このアイディアにはフェデリカも私も、彼女の度胸にちょっとびっくり。彼女は途中経過を報告し合うプレゼンでフィードバックをもらってから考え直し、ガチのヌードをポスターにしてメアドをつけて街なかに貼り、反応を見るということをしておりました。すごいぜシルバーナ

フェデリカは人前で何か話すのが基本的に苦手だそうなので、プレゼンの時に私とシルバーナに質問攻めにあうというパフォーマンスを。

なるべく不快にするために結構いじわるな質問をぶつけました。私は「イタリア政府についてどう思う?」「自分のいいところはどこ?」などをきいたのに対し、シルバーナは「あなたの陰毛はどうなっているの?」「最後にセックスしたのはいつ?」ときいてた。シルバーナえげつないぜ

私は、初回のジョナサンの授業の経験が強く残っていたので、そのとき感じたことをオーディエンスにも体験してもらおうとあえて日本語でプレゼンしました。何言ってるかわからない状態をつくって、なおかつ質問にこたえさせる。下記イラストを添えて。

(これが意外と好評でこの日以来日本語やカタカナ英語を連発することに)

グループワークの最終プレゼン会はどのチームも個性的で面白く、大成功で幕を閉じました。

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彼のワークショップのランチタイムは、受講者全員で外で食べました。

数人で買い出しにいって、スタジオの外に机を並べてみんなでわいわい。

とっても楽しいランチタイムでしたよ。

こちらで他チームの様子もすこしみることができます。

3つめのワークショップへ続きます。

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