仏山(順徳)・深圳・香港 企業視察ツアー【1日目】
2017年8月17日から23日の1週間の予定で珠江デルタ地帯に位置する仏山(順徳),深圳,香港の3つの都市を訪問することにした。
そのキッカケは,本学OGが「添加物フリー化粧品の保存」を目的とした冷蔵庫で起業したいと相談してきて,回り回って冷蔵庫を製造する中国人経営者と出会ったことにある。最初は勢いそのものだったが,日に追うごとに多くを学んだようなので,ここに記録しておくことにする。
ここでは順番に日程順に以下の通り記載する。
8/17(1日目)仏山?順徳?そこはどこ?(この頁)
8/18(2日目)工場見学をして見えたもの
8/19–20(3日目・4日目)香港への移動→香港の歴史文化を知る
8/21(5日目)いよいよ深圳へ / x.factoryとSEG Maker+を訪問
8/22(6日目)深圳のオシャレスポット訪問 / そして…
8/23(7日目)自然の脅威には勝てず…
〔8/17(1日目)仏山?順徳?そこはどこ?〕
7:30に福岡空港集合。来ると言っていたはずの人間が1人来ない。
ここからスタート。UO1604便(HK Express)で香港へ出発。機内はほぼ満席。およそ4時間のフライト。

今回のツアーで試したかったことの1つに中国だけでなくアジア圏を席巻しつつあるSNSでの決済機能を使うこと。WeChat Payであればある方法を使えば日本人でも利用可能なので事前準備をしておいた。さらに,写真のPocketChangeを使うとチャージできるというので1万円分を人民元に両替しようとすると…。左のような事態に。PocketChangeとは海外で余る小銭や現金を電子マネーに交換することができるサービス。大陸から多くの方が来られる福岡にも最近設置されたばかり。ここぞとばかり利用したが,出てくるはずのレシートが出てこない。すぐにカスタマーサービスに電話し,帰国後の対応を依頼することに。
フライトはOn Timeで香港に到着。暑い。福岡同様暑い。
ここから珠江デルタ地帯にある仏山市へ移動することに。仏山市は珠江デルタ地帯に位置する都市で広州,東莞,珠海などと並んで多くの日系企業が進出している。特にこの地域は家電メーカーが多く進出している。

香港空港からはこれらの都市にフェリーで行くことができる。
詳しくは香港空港フェリーで深セン 珠海 中山 マカオ 広州 東莞に行く方法を参照のこと。
イミグレーションの手前にフェリーへの乗換受付カウンターがある。HK Expressの場合,預けた荷物タグを示すと自分でピックアップすること無く目的地まで運んでくれる(ただし,乗り継ぎまで2時間以上あることが条件)。イミグレーションは中華人民共和国入国まで無い。飛行機のトランジットと同じ要領。香港空港からわれわれの目的地仏山までは直行便が無いので,途中の中山に一旦向かう。1人260HKD。フライトの接続が悪く,空港で5時間待機。

出港後,30分程で香港から中国内に入る。見渡す限り茶色。珠江が運ぶ土。中山までの航行中,土を掘り出し,積み上げる作業船を多く見かけた。中山まではおよそ70分。揺れることも無く,ゆったりとした船旅であった。
やがて中山港に到着。イミグレーションを通過するまでにたくさんの炊飯器。どうやら日本で夏休みを過ごした多くの家族連れとともに中山に来たようである。

中山から仏山市順徳までは車で1時間ほど。今回の訪問でお世話になる冷蔵庫を生産するメーカーの購買部長(男性)と中英日の3ヶ国語を操る秘書的役割をしている女性が出迎え。やがて日も暮れ,夕食会に。夕食会には工場長も同席。
ここで頂いたのは順徳料理。広東料理の中の1つ。ちなみに周富徳氏の祖先はこのあたり出身だそうだ。われわれ日本人にも馴染みのある味付け,料理が並ぶ。文化の違い,会社や工場の課題などなど,2時間ほどさまざまな話をしてこの日は終了。

ちなみに仏山市順徳は上記地図のピンクで塗られた部分。香港より少し小さいくらいであろうか。ここでなぜ仏山市順徳とわざわざ地域名を記するかと言うと,元々順徳は仏山市とは別の行政区であった。そのため,現地の方々も「仏山」と「順徳」は違う都市であるとのイメージがあるようである。現在は順徳区となっているが,かのブルース・リーの出身地であったり,世界でも有数な豊かな街にユネスコから定められていたりと,歴史的にも文化的にも豊かな土地柄である。
改めて言うまでもないが,中国の広大さ,「国家」という概念の違いを改めて確認する初日になった。
8/18(2日目)工場見学をして見えたものへ移動。
