天才エジソンの裏にいた “マッカーズ”

エジソンが天才であることは恐らく間違いないことですが、彼が孤高の天才でたった一人で様々な発明をしたかというと、どうやらそうではないようです。

エジソンは Muckers (マッカーズ) と呼ばれる 14 人前後の共同研究者と研究し、彼らの成果を “Thomas Edison” として出していたと言われています。それぞれの共同研究者は、機械や物理といった様々な領域での専門性を持っており、エジソンと一緒に連名で特許を出すこともありました。

Muckers はエジソンに表に立ってもらい、“Thomas Edison” の知名度を活かして研究資金を得ながら、様々な分野の仕事を請け負い、その知識を別の分野に活かしていました。彼らは機械を共同で使いつつ、情報交換をして日々ひらめきやアイデアを交換していたそうです。

そうした様子をよく知る、長年エジソンの秘書を務めた Francis Jehl は「実際のところ『エジソン』は集合名詞だった」と言います。ある意味エジソンは、多様性のある人材を集めた研究型のスタートアップをしていたと言えるのかもしれません。

Muckers の話があまり日本語の検索でひっかからなかったのでちょっとだけ書いておきます。詳しくは The Myth of Creativity をご参照ください。