『逆説のスタートアップ思考』の読み方ガイド

今回の新書『逆説のスタートアップ思考』は同名のスライドをベースにしています。ただ普段口頭で説明する内容を逐一書いているため、スライドに比べると読み方のリズムを作るのが難しいのと、読み通すのに時間がかかるため、優れた読書体験が提供できないというのが懸念でした。

そこで、少しでも読みやすくなるよういくつかの工夫をしています。

時間がない忙しい人への最初の読み方

まずはざっと内容をつかみたい方や時間がない人は、

  • 「太字になっているところだけ」さらっと読む
  • 「気になる太字の前後だけ」を読む

というのがお勧めです。

もちろん前後のロジックも読んでほしいのですが、結論はだいたい太字にしているはずです。その太字の中で気になる “反直観的な” 内容があれば、その前後を読んでみてください。

平均すると 2–3 ページに 1 個ぐらい太字が現れます。太字だけならたぶん 10 分もあればリズムよく一度は読み通せるのではないかと思います。

ページをペラペラとめくりながら一度読み通すというのは、読書体験として優れているというか、達成感があってオススメです。(ビジネス系の本の場合に限りですが…)

二度目を読み直す前に

書籍は何度も読まないと身につかないことが多いです。なので、2度 3 度と読んでいただくのもありがたいのですが、同じ主張を別の角度から読むことも有効だと思います。

その際には、発売日の前日に書いた『スタートアップ思考の時代へ』の記事も参考にしてください。異なる抽象度からの本書全体に対するアプローチです。

また目次だけを読んでオーバービューを掴む、というのも良い復習と整理になります。

ただ本の目次は「/」区切りで若干読みにくいので、関連記事への参考リンク付きの読みやすい目次を以下の記事の最後に用意しています。

気になる「節」を誰かと議論する

現時点での最善は尽くしたつもりですが、私もこの本の内容がすべて正解であるとは思っていません。また答えを示すものではなく、あくまで考え方を示すものだと思っています。

読んでいただいた周りの方からフィードバックや感想、反論等をすでにいただいています。そうした感想の中で生産的な議論に発展するのは、

  • 「この点については凄く同意する」 + 理由
  • 「この点については間違っていると思っている」 + 理由

という二点が明確な場合なのかなと思っています。特に今回、それぞれの節の内容をある程度独立させているため、そうした議論をしやすい構成にしているつもりです。

なので、ぜひ周りに読んだ人がいれば上記の二点を明確にしながら議論してみてください。その中で生まれた新たな洞察があれば、いつかぜひ共有いただければ幸いです。

50 冊以上の著者割引について

「全社員に本を配る」という企業文化の話を書きましたが、もし読んでいただいた上で書籍を気に入って、社員の方などに配って議論したいと思われた時には、期間限定&以下の条件で著者割引 (2割引) でお送りできることになっています。

  • 50冊以上の購入
  • 一箇所へのお届け
  • 3/21 (火) までの申込み(到着日は在庫次第なので要確認)

金額は一冊あたり 820 × 0.8 = 656 円 (+ 税) で、送料は都内は無料、都内以外は出版社に要確認となりますが、もしご興味あれば以下のフォームからご連絡ください。

なんでそんなにセールスを頑張ってるの?という質問について

本で「ディストリビューションがボトルネック」だと書いてるので、自分で書いたことをちゃんと実行しようと頑張ってます。

また折角の書籍というメディアなので、今回はスタートアップ以外の人たちに届くことでスタートアップへの支援が増し、スタートアップの人たちに最終的に利するといいなと思っています。

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