Oct. 19; スケールするプロダクト

Stanford CS183C #8。今回のゲストは Eric Schdmit。今回は本当に示唆に富むレクチャーでした。

Google が 150 人だったときから join して、CEO だけれどどちらかというと黒子の立場で働いてきた話が面白いなと。2 倍にするのは簡単だけれど 4 倍にするのは難しい、とか、スケールするタイミングを間違えちゃいけない、とか。ブラウザも OS も作っちゃいけない(時期尚早だ)、って言ってたんですね、Schdmit。でも結果的にはそれが当たった、と。勝手に Android 買収してたエピソードとか心温まるいい話です。

don’t be evil といったモットーが議論のきっかけになる、という現象もいい。それはカンバンシステムのようなもので、現場の意見をすぐに知らせるものである、という比喩もいいなと。

iPod も言われてみれば最小限で、スケールする準備が整ってたかというとまだだったという意見も面白いなと。Uber の初期もひどかった。悪いスケールの例としては Google Wave。どんどん人が使わなくなってしまう、あたりの話は How Google Works にもありましたね。

人の採用の仕方も勉強になります。Bob Taylor のメソッドとして、
1. He called people
2. Described what he wanted
3. They either got it and got incredibly excited or they didn’t
4. If they didn’t, he went to the next person
あと glue people 嫌いなんだなぁと。

失敗談もよくて、60分のオフラインミーティングが失敗したとか、Google Product Strategy meeting とか。Alphabet はBerkshire Hathawayである、という話も良かったです。

「I have also noticed the greatest products are typically designed for the benefit of the people who are building them.(素晴らしいプロダクトは、作った人自身に対して利するようにできている)」「Another way you know a product is ready is when you and your team can’t stop using it. With Wave, no one at Google used Wave, only outside people did. (プロダクトがスケールする準備が整っているかを知る方法は、あなたやあなたのチームが使うのをやめられないというときだ。Wave は Google の誰も使わず、外の人だけが使っていた) 」というのは、あれだけプロダクトを出してきた Google の CEO が言っているのだから、多分そうなんだろうなと思います。

あと Uber の最後の話は、先日書いた on-demand economy の話と通じるところがあるなぁと。