MyEtherWalletの使い方

今回はMyEtherWalletというオープンソースでいい感じのEthereum Wallet(イーサリアム ウォレット)を紹介したいと思います。

まず最初に

注意

基本的にはボランティアで作られているものです。なので、ICO時などの超負荷が高い時にはサーバーが処理落ちするかもしれません。ただ、普段使用するぶんには何の問題もありません。

概要

  • 対応しているプラットフォーム:Webブラウザが対応しているならどんな機種でも。ただし、スマホでやるのはお勧めしません。
  • 対応しているハードウェアウォレット:Trezor,Ledger Nano S

サーバーにつないで、トランザクションを流す感じです。秘密鍵は(サイト側に送信しない限り)こちら側で保管する感じです。

もし、大きな金額のETH(1ヶ月の給料くらい?)を保有しようとしていて、TrezorやLedger Nano Sをお持ちでない方は、買っておくことをお勧めします。二つとも持っていますが、私はTrezorの方がお勧めです。資産を安全に保管しておくことが可能になります。ですがきちんとバックアップを取らないともちろんいけません。

始め方

ダウンロード

想定されているやり方としては、https://www.myetherwallet.com/にアクセスして始める方法でしょうが、これではセキュリティ的にあまりよろしくありません。TrezorやLedger Nano Sでやらない限り、秘密鍵を送信してしまうことになるからです。

なので、GitHubというところから、MyEtherWalletのソースをダウンロードします。https://github.com/kvhnuke/etherwallet

Clone or Download→Download Zip

で、Zipファイルをダウンロードします。

先ほどのファイルを展開するとこんな感じのフォルダができていると思います。そしてそのetherwallet-mercury → dist フォルダの中に、index.htmlというファイルがありますので、それを適当なブラウザ(Chromeとか)で読み込むと…!

こんな感じの画面が出てくると思います。成功です!

ウォレット作成

TrezorやLedger Nano Sや、その他Ethereumのアドレスの秘密鍵をお持ちの方は次の、ウォレットの使い方からお読みください。

注意:乱数生成ににバグがあるかもしれないとの情報が流れてます。念のため、MyEtherWalletではなくJaxxやTrezor、Ledger Nano Sなどで作成した方が無難です!

  1. index.htmをクリックして、パスワードを打ち込み、「お財布の作成」をクリックします。なおこのパスワードは忘れてはいけません。忘れた場合、ウォレットにアクセスできなくなります。
  1. ウォレットができましたので、Keystoreファイルをダウンロードします。これもきちんとバックアップを!保存したら、「I don’t lose this file forever. Continue.」をクリックします。
  1. 秘密鍵の生データや、ペーパーウォレットを印刷することもできます。これはオプション的なものです。この秘密鍵はウォレットへのアクセス権限を表すようなもので、無くしたら二度とETHは返ってきません。

これで完了です。

機能解説

上のバーのところの名称ごとのページを解説していきます!

Ether/トークンの送出

ETHや、ETHトークンは「Ether/トークンの送出」で送付や受信ができます!

こちらでさっき作ったkeystoreファイルを読み込んでパスワードを打ち込めば、

こんな感じの画面が出てくると思います。

右側のアドレスに取引所やそのほかのウォレットからETH送付すれば、反映されると思います。反映されなかったら、もう一度Keystoreファイルを読み込みすれば反映されてると思います!

ETHやETHトークンを送る場合は、宛先アドレスに送り先アドレスを。送付数量を入力して送信すればOKです!

ちなみに普通はあまりないと思うのですが、ICOとかのコントラクトに送る場合、Gas limitが低いとエラーになることがあります。(処理が大きめで、設定された上限であるGas limitまでガスを使ってしまったため。)こういった場合、Gas limitをあげると改善されます。

また下の方にあるバーはGas価格調整バーとなってます。高くすると早く承認されますが、手数料はお高めになります。

手数料に触れておきましょう。Ethereumでは

1Gasあたりの価格(〜wei)×Gasの量

で手数料は算出されます。(ちなみにweiは10の-18乗ETHです。)

で、Gasが無限大に使われるなんてことが起きないように、Gas limitというものが存在します。ちなみに使われなかったGasの分は返還されます。

普通のトランザクションではGas Limitが23100で実際に使われるのが21000Gas、Gas Priceは20Gweiあたりが主流です。

通貨の両替

ここはいわゆるShapeshiftchengellyのような、「アドレスに指定の暗号通貨を送ったら、指定の別の暗号通貨に換えてくれるよ」というサービスです。正直レートはあまり良くないので、普通に取引所で買うのがいいと思います。

オフライン送出

これは、オフラインのPC上でETHのトランザクションを作りたい!という方が使うものですが、まあ相当お金持ちでない限り使わないと思いますwので省略。ですがそんなに難しくないですよ〜。

契約

多分コントラクトの誤訳ですね。まあここも皆さん使わないと思われますので省略w

この機能開発者くらいしか使わない気がします。

ENS(Ethereum Name Server)

ENSとは、Ethereumにおけるドメインのようなものです。長い(意味不明な)アドレスを打ち込むのではなく、ドメインのように分かりやすい形にしようというものです。
例えば私に寄付をしていただく場合、**0x6de754c0816aa1ec98d2ff55ad6ea7d00ab6e131**
という長いアドレスを打ち込むのではなく、**udonpro.eth**と打ち込むだけで良くなります。またENSはEthereum上でスマートコントラクトを使用して作成されています。サーバーが落ちて使えない!なんてことはありません。
ちなみにサブドメインも取得できるようになります。

そんなENSをゲットするやつです。これの流れとしては、取得したいnameを検索して、空きのあった場合おいくらで入札するか(0.01ETH以上です。)を入力します。なお、Gasの料金も含めて、0.02ETH以上入れておかないといけない感じです。

そして自動でおそらく入力されるシークレットフレーズを安全に保存すればOKです。

さて皆さん、udonpro.eth宛に寄付をお待ちしておりますw

お財布情報を見る

ここでは、アドレスにある残高を見ることができたり、秘密鍵を持ってる場合はペーパーウォレットを印刷したりすることができます。



それではまた!