UBER香港ドライバーのKimさんに聞いてみた

今日のドライバーKimさんはトヨタプリウスでやってきた。毎朝8時から11時までUBERドライバーとして活動している。たった3時間の”営業”を終えると自宅に戻って水泳、ジムなどスポーツを楽しむ。悠々自適のリタイア人生。

「働いていた頃は香港サイドの家とセントラルのオフィスの間を車で往復するだけだったんで、UBERの運転手になってから香港の狭い道をたくさん覚えたよ(笑)」

Kimさんとっても愉快な人だったんで会話がはずみ、いろいろと聞いてみた。

Q: リタイアド・ライフは面白い?
K: 奥さんをできるだけいろんなところに連れていってあげようと思ってる。だけどさ、奥さんと自分では趣味が違うんで困る。彼女はファッションとか化粧とか買い物そして読書が好きなんだけど、自分は海水浴とかテニスとか体を動かしていたい。そんなわけで自分の好きなところにには行けそうもないね。サンシャインなんて絶対嫌って言われるからね。

Q: で、どうしてUBER?商売はどう?
K: 毎日たった3時間だけど、香港のあちこちを再発見できるしこうやっていろんな人といろんな話ができるんでものすごく気に入ってるんだ。商売ね。去年はすごくよかった。今年はちょっと静かになったけどね。

Q: でも香港ではまだ正式に認可降りてないよね?
K: 第一審では違法と言う判断が下されたけど今後認可せざるを得ないはず。国際都市宣言する香港がUBERを認可しなかったら世界の笑い者だよ。先週のラグビー7の間、20,000人以上の外国人が香港を訪れたんだけど、誰も香港のタクシーなんか使わなかったはずだ。みんなUBERを使ってた(笑。」

Q: どうしてなかなか認可降りないんだろ?
K: どこの国でもタクシー業界の圧力があるからなんだけど、香港では特別な事情があるんだ。タクシーを運転する権利は売買できる。何十年も前に数1000ドル(10万円くらい)だったものが今では700,000ドル(1000万円くらい)するんだ。UBERが認可されたら価値が下がってしまうからね。ものすごい圧力をかけてる。香港の富豪はものすごいからね。でも認可されると思うよ(笑

日本をやたら持ち上げてくれた。

K: 日本のことはいつもすごいなと思ってるんだ。他のアジアの国ができなかった大きなものに挑戦してきたし、新しいものもたくさん生み出してきた。日本に行くといつでも何か新しいものに会える。香港?30年前から全然変わってないじゃないか?シンガポールも変わった、上海も変わった、香港はだめだな。

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という感じで30分ほどのドライブ全く退屈しなかった。持ち上げられるとちょっとくすぐったいというか、でもさ、とか言いたくなるけどありがたく受け取っておくことに。

あるサイトで典型的なUBERドライバー(香港)の収入という記事を見つけた。それによると

<大体1週間で30時間ほど稼働。1回の走行で平均2800円ほど稼ぐ1時間に2回送客すれば計5600円。そうすると週で168,000円。年間では8,736,000円>

UBERにいくら収めるのか知らないし、ガソリンなど維持費もいるけれどこの計算はすごいな。でも2800円の距離を乗る人がここまでコンスタントに見つかるとは思えないけど。

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