(((BROADCAST-TV)))日本ベルギー女子バスケットボール準々決勝ライブ

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Aug 4, 2021

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五輪女子バスケ]準々決勝を前に日本代表が世界2位に浮上 - FIBAパワーランキング
東京オリンピックの女子バスケットボールは8強が出揃う、日本代表は準々決勝で馴染みの深いライバルと対戦

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FIBA(国際バスケットボール連盟)が8月3日に発表した東京オリンピックの5人制女子バスケットボールにおけるパワーランキングで、日本代表がアメリカ代表に次ぐ2位に浮上した。

このパワーランキングは、東京オリンピック開幕前の7月13日に第1弾が発表され、今回は7月23日の第2弾に続く3回目。今回のランキングとこれまでの推移は以下のとおりだ。

☆FIBAオリンピック女子バスケットボールパワーランキング ※8月3日発表

1位 アメリカ(←1←1)
2位 日本(←8←8)
3位 中国(←3←4)
4位 スペイン(←7←7)
5位 フランス(←4←2)
6位 ベルギー(←6←5)
7位 セルビア(←2)
8位 オーストラリア(←5←3)
9位 カナダ(←9)
10位 韓国(←11←12)
11位 ナイジェリア(←10←10)
12位 プエルトリコ(←12←11)
※チーム名右のカッコ内の矢印と数字は、左から右に向かって2回目、1回目の順位

明らかに日本代表に対する評価は、大会が始まってから急上昇した。ランキングの寸評を投稿した著者のポール・ニールセンは「私の思い入れが判断に影響しているかもしれないって? そうかもしれません(My heart ruling my head? Possibly.)」と素直な気持ちを言葉に乗せている。しかしその思い入れに共感を覚える人は多いに違いない。

平均身長(176cm)が今大会の12チーム中最も低い日本代表は、FIBAランキング上位国のフランス代表(5位、日本代表は10位)を倒し、同ランキング1位のアメリカ代表に対しても健闘と呼べる戦いをしてグループ2位で準々決勝に進出した。平均81.7得点は12チーム中3位。3P成功率38.5%は堂々トップの成績だ。

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個々のパフォーマンスでは、3試合で平均12.3アシストを記録し、グループラウンドを終えてこの部門トップに立つ町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)のパフォーマンスが一つの象徴にちがいない。今大会で2番目に小柄な162cmのプレーメイカーは、3試合のアシスト記録が11本、11本、15本という、アメリカ代表のスー・バード(WNBAシアトル・ストーム)やNBAのラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・レイカーズ)も真っ青な数字。対ナイジェリア代表戦の15本は、オリンピックにおける1試合のアシスト本数で歴代最多タイという好記録だ。

また3Pシューティングに関しては、少なくともここまでは他チームと一線を画す圧巻の成果といえる。2位のアメリカ代表(37.7%)との差は0.8ポイントとわずかなのだが、大いに違うのはアテンプト数と成功数。アメリカ代表が61本中23本成功なのに対し、日本代表は104本のアテンプトで40本。得点に換算すると51点の差となるのだ。試しに3Pショットが不振だったアメリカ代表との試合(38本中10本のみ成功)を除く2試合のみで計算すると、66本中30本成功の45.5%に跳ね上がる。これは金メダルを狙って当然の数値と思える。

グループ最終戦ではナイジェリア代表に対し、チーム全体で39本中19本成功という3Pショットの雨を降らせた。11本中7本を決め23得点の林 咲希(ENEOSサンフラワーズ)、8本中5本成功で19得点の宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)の二人で19本中12本成功。驚愕のシューティングは、世界の人々にゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとクレイ・トンプソンを見ているかのような驚きと喜びをもたらしたに違いない。

5人制の女子バスケットボールはグループリーグを終え、ベスト8が出揃った。8月2日の夜に組み合わせ抽選が行われ、8月4日に行われる準々決勝のカードが次の通り決定している。

10:00 中国(グループC 1位)vs セルビア(グループA 2位)13:40 オーストラリア(グループC 3位)vs アメリカ(グループB 1位)17:20 日本(グループB 2位)vs ベルギー(グループC 2位)21:00 スペイン(グループA 1位)vs フランス(グループB 3位)

女子日本代表にとって、準々決勝で当たるベルギーは馴染みの深いライバルだ。2018年のワールドカップではグループリーグで対戦し、藤岡麻菜美と高田真希のホットラインが機能してオーバータイムにもつれる大接戦に競り勝っている。翌2019年には水戸で行われた国際強化試合にベルギーを迎えた。多くの若手を起用したテストマッチでは林咲希がA代表デビュー。16分で3ポイントシュート5本成功を含む19得点を挙げた林は、そのまま代表定着を果たした。

2020年には東京オリンピック予選がベルギーのオステンドで開催され、開催国枠で出場権を持つ日本もチーム強化のために参戦。オリンピック出場に向けて執念を見せるベルギーはWNBAファイナルMVPの実績を持つ192cmのエマ・ミースマンを中心に猛攻を見せた。日本は渡嘉敷来夢がマークに付くもスイッチで引きはがされて止められず、84–92で敗れている。

そして今年のオリンピック直前にもテストマッチでの対戦があった。12名のオリンピックメンバー決定後の試合で、超スモールボールに振り切った日本は町田瑠唯が今回のオリンピックに続くドライブからのアシストを連発、ケガを抱えていた本橋菜子と宮澤夕貴が本番に間に合う目処が立つなど収穫の多い内容で、84–76で勝利している。

真剣勝負の公式戦はもちろん、お互いの胸を借りるテストマッチでも毎年対戦してきたベルギー。どちらもチームの特徴は熟知している中で総合力が問われる一戦となる

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