楽器を物質から非物質の操作性に持っていくことのメリット(ツマミ編)

楽器をスマホに入れようと思ってるというと大体言われるのが「感触」がなくなるけどそこはどうなんですか?て言われる 楽器弾いてる人にはもちろん大事な要素であるけど
テクノロジーの発展はメリットとデメリットの総量変化でのメリット向上であるのでスマホに楽器が入ることによって物質であるよりも素晴らしくなることを証明したい

そもそもパラメーター(楽器の音を変える変数)を操作するための「感触」という要素が楽器演奏者にどう振る舞っているのか?感触の論理変換は可能か?を
「パラメーターを変化させるためにどういう次元(要素)を操作しているのか?」という操作性の面から考えてみる

今回はオーディオ機器やギターなどについている ロータリー型の可変抵抗器 = 一般的なツマミ (オーディオだとボリューム調整してるやつ)を物質としてのツマミから非物質領域の平面タッチパネルへ置き換え

ツマミいっぱいの愛機ESXちゃん

パラメーターを変化させるためにどういう次元(要素)を操作しているのか?
これは角度と感触で
角度 = パラメーターを操作(機能)→ 音の変化(美的感覚)
感触(トルク感) = 力の入れ具合(機能) → 気持ち良さ(美的感覚)
なので機能だけ抜き出して力の入れ具合を距離や振動など他の要素に置き換える

下図の赤い部分が論理変換箇所

これで「角度 + 感触(トルク感)」から「角度 + 距離」に論理変換できた

具体的に作ったものが下の図で紫色の矢印に沿って指を動かすと角度が変わりさらに 円の外の方に指を移動し青色の矢印に沿って動かすと角度に対する精度のコントロールができる

具体例

実際に作ってみたUI

これだけでもかなり感動するけど 実際にはスマホ上「角度 + 距離 + 振動」などもできるので物質としてのツマミより1次元多く使えるので組み合わせとしては まだまだいろんなやり方があると思う

今回の検証からツマミは物質として存在するよりもタッチパネルのディスプレイに落とし込んだ方がより良く振る舞う可能性が高いとしておく


余談

もちろん物質と非物質でメリットデメリットはあるが人類は今まで物質としての操作性の可能性はたくさん試したけれど 非物質の操作性の歴史はまだ浅く可能性はあまり試されていない なぜなら物質を伴わないと操作できなかったから それがテクノロジーの発展によりPC登場(というか平面ディスプレイ)以降の流れで非物質領域の操作性の可能性をようやく探索し始めた

楽器メーカー(製作者の意)も同じで歴史的に物質としての操作性を追求してきて DAWの登場の登場以降 平面ディスプレイ上の非物質領域での操作性に初めて入り込みタッチパネルに以降したため歴史が浅く ツマミ一つを考えても未発達だと感じるので楽器の操作性はまだまだ上がる可能性が高い

スマホ上での楽器とIoTの進化で新しい操作性はまだまだ生まれるのでボロボロと溢れ出てくるアイデアを早くアプリにしたいと思う

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