パイサーン師の一言説法~イヤな感情のおもてなし術~

訪れた感情を迎える

自分にとって好ましくない感情は
起こらないでほしいと
守りに入ってしまいます
ですがそれの感情もまた
いのちの一部分です
ですから追い出そうとするのではなく
それらと共にいることから
学んでみてみましょう
しかしそれは
その力の言いなりになってしまうことでは
ありません
そういう感情さんは
あたかも家に訪れたお客さんのように
接すればいいのです
時が過ぎて用が済めば
自ら帰っていきます
急いで追い出そうとしなくても
ただ迎え入れて一緒にいるだけでいいのです
マイナスだ、とか敵だとか
思う必要はありません
そこで心穏やかに
そばにいてあげればいいのです
最も大切なのは
その感情さんが元となって発してくる
アドバイスに飲み込まれないことです
あーだこーだと
そのアドバイスを掴んでしまうのではなく
ああ、そういうふうに
なっているのだなあ、、と
ただただそっと見守っていてあげれば
いいだけなのです

イヤな感情への無自覚な反応パターン

イヤな感情が訪れた時の

細やかな対処法。

それを今日はパイサーン師に

教えてもらいました。

怒りや妬み、不満などの

いわゆる

好ましくない感情

その感情がちょっと起こってきただけで

気づきが間に合わないと

うわーーー!

やだやだーー!

あっちいけーーー!

と、なってしまいます。

あるいは

その存在を無視して

心を押し殺し

ないもののように振舞ってしまいます。

これらの心の反応も

私自身が選択しているのですが

その選択にすら気づいていない状態が

「苦しい」

という状態です。

パターンにはまり

感情の力によって動かされているに過ぎません。

感情の立場になって、おもてなしを考える

今日のパイサーン師の説法は

その感情の立場になってみる

ということから

教えてもらったように思いました。

もし私がお客さんだったら

訪問したお宅の主人から

顔を見るなり

出て行けー!

と、言われたり

挨拶もされずに

その存在を無視されたら

どういう気持ちになるでしょうか。

ねえねえ、私はここにいるよ!!

私に気づいてよ!!

と、叫びたくなってしまいます。

それと同じで

たとえ私にとって好ましくない感情でも

今ここに訪れた理由や言い分があって

やってきています。

だから

いらっしゃいませ!

と、お客さんを迎えるように迎え入れる。

しかし

家に入らせてもらっても

いきなり主人が

何であんたきたの?

何の目的で?

あなたの言い分は一体何?

来た理由を言えと

まくしたてられたとしたら?

もしお客さんの立場でそうされたら

ケンカしたくなりますね(笑)。

しばらくゆっくりしていけば?

くらいの気持ちで

ご主人がにっこり

受け止めていてくれると

おそらく自分でも気づいてはいない

ここに来た自身の理由が

自然とわかるようになります。

お客さんはきっと

愚痴ったり

世間話をしたりするでしょうね。

その愚痴にこれまた主人が

調子に乗ってアドバイスしたり

全部の世間話に

一つ一つ自分の話を割りこませる

必要などありません。

その感情さんが発する奥の気持ちを

そっと察しながら

ただ側にいて

心手放してあげていてさえいれば

いいのですね。

用が済んだら

お邪魔しました、と帰っていく。

そんなふうに自分がもてなされたら

とても嬉しいですね。

お客さんをもてなす・感情をもてなす

自分のいのちの一部である

イヤな感情さんを

おもてなす技術。

きっとそれができたら

本当のお客さんへの対応もまた

違ってくるのでしょう。

接客業の方や

人と接する対人関係のお仕事の方は

自然にやってらっしゃるのかもしれません。

イヤな感情という

いつ訪れるかわからない

お客さん

そのお客さんにとっても

居心地のいい場あって

彼らの用が済めば

旅立ちをそっと見送ってあげられるように

したいですね。


Originally published at urasakimasayo.blog.jp.