打ち合わせの条件

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Mar 4 · 3 min read

自社ではミドルウェアパッケージ製品を開発して販売しています。営業はおらず、検索からの問い合わせがほとんどです。

その場合、詳細な要件は内緒だが、まずは打ち合わせしてほしいと言われることがありますが、もともとの知り合いとかではない限り、打ち合わせをするため条件に1ヶ月間、無料で利用できる評価版を使ってみることをお願いしています。普通はまず打ち合わせをして、そこから評価版へと行くのが多いと思いますがその逆をやってみています。

打ち合わせの前に評価版を提供する理由

結構ネガティブな理由が多いです。

  • 小さい会社なので打ち合わせに時間を取られなくない
  • 要件がまとまっていない打ち合わせはお互い嬉しくない
  • ただ一方的な情報交換がしたいだけなので会いたくない
  • そもそも製品を買いたいなら使ってみるのが一番
  • 本気で検討しているなら検証する時間を取る
  • 実際に使いながらの質疑応答が効率がいい

ミドルウェアの場合は実際使ってみないとわからないのが殆どです。なのでまずは使ってみたいというのが技術者の感覚だと思っています。

打ち合わせの条件の効果

効果は絶大です。

結果的に打ち合わせしなくなるパターン

検証をガッツリやってくれたお客様候補は「買います」になります。そもそも検証中に疑問点の質問などのやりとりして、検証が終わる頃には疑問点がなくなっていて、打合さえする必要がなくなっています。

反応がなくなるパターン

頂いたメールに「まずは打ち合わせ前に評価版を使ってみてもらえませんか?その後に必要あれば打ち合わせをお願いします」と返信すると反応がなくなる顧客候補の方も思っている以上に多いです。

検証する時間がないパターン

評価版提供しますのでと返信すると「今は検証する時間がないのでまた今度で」という返信を頂くこともあります。使わないで採用を決めるの怖くないんでしょうか。

なぜこの条件がでてきたのか

最初の頃は「問い合わせいただいて本当にありがとうございます、お伺いさせていただきます」で返信して実際に打ち合わせしていたのですが、どうも様子がおかしいんです。

  • 買う気が見えない
  • 何度も定期的に打ち合わせを要求してくる
  • そもそもどんな製品かよくわかっていない
  • 営業だけしか打ち合わせの場にいない
  • やけに上から目線

この人達はとりあえず「打ち合わせをした」ことが重要だと思える対応のお客様候補がそこそこいることに気づきました。この状況はリソースを無駄に使っていることになってしまいます。

そこでまずは評価版を使ってくださいとお願いするようになりました。

まとめ

まずは使ってみてもらうは本当に大事です。特にミドルウェアはシステムに組み込んで使うものなので話を聞くだけではわかりにくいのが殆どです。

お互いが不幸にならないために、使ってみてもらってから打ち合わせをするはおすすめです。

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Erlang/OTP / 時雨堂 / WebRTC

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