超理系のダイエット入門②

Waku Hatakeyama
2 min readOct 1, 2018

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前回の記事にてダイエット開始及びその手法を提案した。この記事では経過報告を行う。

まずは、前回提案したダイエットのモデル式を今一度考えてみよう。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書によると、18~29歳の男性の一日当たりの基礎代謝量E(t) (kcal)は、体重W(t) (kg)を用いると以下の式で表せる(tはここでは「日」である)。

E(t) = 24×W(t)×1.5

また、一日のインプット、アウトプットカロリー量をそれぞれI(t) (kcal)、O(t) (kcal)で表すと、脂肪細胞1gあたり7.2kcal蓄えられていることを思い出せば、一日の体重増減量Δw (kg)は以下の式で表せる。

Δw = (E(t)-I(t)+O(t))/7200

したがって次の日の体重W(t+1) (kg)は、

W(t+1) = W(t)+Δw

で予想される。
このモデル式と実際の体重の推移を表したグラフを以下に示す。

2018年9月の体重の推移とモデルから推定された体重の比較

体重の測定にはTANITAの体重計を使用し、毎朝起きてすぐ一番体重が軽いであろう状態で測定している。
また、一日のインプット量は日によって多少のずれはあるが、前回規定した2000kcalで平均化しており、アウトプット量はジムに行った際に測定した消費カロリーを使用している。

このグラフから、ダイエット開始直後はモデルよりも若干早く体重が落ちて、ダイエットが進むにつれて減少の傾きがモデルと近くなっている。
原因として、

  • 脂肪ではなく筋肉が落ちている
  • カロリーを2000kcal取っていないもしくは消費カロリーが大きかった

ということが考えられる。次回の記事では体脂肪率まで絡めた考察をしていこうと思う。

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