地図と農業

申し訳ありません。

http://habs.dc.affrc.go.jp/

絶賛、止まってます・・・。サーバー移行の関係で・・・

ということで、こんなことが起きないように、外部にミラーを置くことについて、ご相談をしました。
そこで紹介された迅速測図の使い方が、これが見事でねぇ。
公表準備中ということなので、詳しくはかけませんが、人の活動が地理と関係していて、それが地図から読み取れるという、こう書くと当たり前なんだけど、それはそれは見事なものでした。

こうした、自分の予想を超えたすばらしい使われ方をするのが、本当にデータを公開した者の冥利に尽きるというものである。

で、農業ってやっぱり自然環境、地理と深く関わっているはずで、過去にその土地がどういう履歴を持っていたかということは、農地としての好適度とかに影響しているはずなんだけど、なぜかそういう話が出てこない。
たぶんいまの農業が環境を「利用」するのではなく、「改変」することによって、収量を得ることになっているからなのかな、と思ったりする。

もちろん、生産性や収益性が重要なのはわかるが、もっと地域の特性や、自然環境を生かすような農業のとらえ方ってのがあってもいいと思う。その一つのとらえ方が、世界農業遺産だったりするのかもしれないけど。

さておき、そういう評価をしようと思ったら質、量ともに多種、多様なデータが必要になるだろう。そうしたときに、農業に関わる多様なデータをオープンデータ化する試みは、とてもありがたいといえる。

しかし、オープンデータ化に必要なのは基盤ではない。基盤がなくたって、ライセンスさえ変えれば、オープンデータになる。何度も言うが、シンプルオープンデータである。

シンプルにスタートするのが最善です。データポータルをセットアップしようとしたり、公開用のサーバーをセットアップしようとする前に必要なのは、シンプルなダウンロードページです。

箱を作っても、駄目なんである。入れるものがなけりゃ、はじまらんのだ。まだまだ、入れるものを作る必要があるのだ。

そうしたデータを積み重ねて、いつか、地域や土地の歴史と地図から、農業を語ることができるだろうか。
そうしたとき、そのデータを公開した人たちが、自分と同じ気持ちになってくれるだろうか。

気づけば、あと干支が一回りすれば引退の年である。最後の10数年、そうした仕事ができれば良いと考えているのである。

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