This Is The End of The Beginning.

Sota Watanabe
Jan 22, 2019 · 7 min read

Chronicled, Inc.を辞めてStaked株式会社を創業しました。

Chronicledを退職しました。

1年2ヶ月働いていた(5ヶ月インターン、7ヶ月社員)Chronicledを退職しました。 短い期間でしたが22歳でアメリカの会社で働けたことは貴重な経験でした。正直、非ネイティブの僕にとっては辛いこともたくさんあったので、支えていただいたすべての方々に感謝しています。

さて、退職した理由ですが、会社のSeriesAラウンドにあたり資金調達には成功したものの投資家の見解で、CEOが交代し医療系のコンソーシアムブロックチェーン(Mediledger)にフォーカスすることが決まりました。会社としては正しい判断だと思います。しかし、それを受けて僕のポジションが必要なくなったと自分で感じたのと、パブリックブロックチェーンを信じている僕にとって、目指している世界観と会社の目指している方向性が一致しなくなったのが理由です。

テレビドラマの「シリコンバレー」で出てくるような資金調達劇と、投資家の納得する数字を出さなければ経営陣が一発で変わるようなシビアな環境を内部から見ることができたのは良い収穫でした。

主人公のリチャードも株主総会によりCEOを一度解任されている。

Staked, Inc.(ステイク)を創業しました。

創業しました。StakedというのはProof of StakeのStakeから取り、過去形にしました。これには、「ブロックチェーン」に「賭けた」という意味があります。

StakedのMissionは

“Re-Build Digital Economy Where Everyone Belongs.”

です。(自分のライフミッションでもあります)

初めてFacebookを触った時、Twitterで投稿をしてリプライをもらった時、インターネットが創り出すかもしれない公正で、人と人を繋ぐ自立分散的なシステムに感動を覚えたのを未だに覚えています。しかしテクノロジーが生み出した社会は経済格差を拡大させ、既存の集権的な機関には怒りさえ覚えるときもあります。インターネットはいつからか、ポジティブ・サムゲームからゼロサム・ゲームに代わり、みんなが属せるものからプラットフォーム戦争で勝利した巨大企業による独占と競争に変わりました。

「デジタル・エコノミーを再構築する。」というのは、決して完璧ではない既存の経済圏をテクノロジーでアップデートすることを意味します。

“既存の現実と闘うことでは、あなたは決して物事を変えることはできない。何かを変える為には既存のモデルを時代遅れにする新しいモデルを打ち立てよ。” ー Buckminster Fuller

クリプトとブロックチェーンが形作る経済圏は今後のスタンダードとなる新しいモデルです。それは、ブロックチェーンエコシステムの行き着く先が意図的・偶発的な競争と独占ではなく、エコシステムの価値上昇という共通の目的に向けた自発的な共創だからです。

ブロックチェーン

僕にとってブロックチェーンとはテクノロジーの名前であり、それ以下でもそれ以上でもありません。テクノロジーは本質的に色の無いものだと思います。

きっとAIでも同じことが言えますが、この技術が本当に社会にアダプションされるか?この技術を使って誰かを幸せにできるか?どう色をつけることができるか?は日々日々ブロックチェーンを勉強している僕たち自身にかかっています。結局のところ、未来はテクノロジーをデザインする人の手に委ねられているということです。僕たち自身にかかっていると言いましたが、誰かから言われたわけではありません 笑。ただただ、時代に対して圧倒的に主体的でいたいと思っています。たまたまメモをしていた言葉で良いものがありました。(読者の方から以下の言葉はHeyの佐藤さんがTwitterで言ってたと教えていただきました。ありがとうございます。creditは佐藤さんに属します。)

「眠れないほど頭に貼り付けたトレードオフを、どちらも捨てがたい選択肢を、その選択の結果を全て自分で引き受けて決め続ける人生と、結果だけを見て、そこにあったプロセスを想像することもできず、揚げ足をとって、したり顔をする人生とどっちを生きたいですか?」

これは今のブロックチェーンマーケットでも言えます。時代を追う傍観者、浅はかなインプットや創作だけして「ブロックチェーンってまだまだだよね」と言っている批評家になるのか?それとも、時代を創る人になるのか?という話しです。たとえ誰に求められていなくても僕は創る人になりたいと思います 笑。

年末年始に、4回目くらいの"Zero to One”を読みました。そこでとてもしっくり来た言葉が以下の言葉です。

「1990年代にはひとつの大きな発想があった。インターネットはビッグになる。だけど、どのインターネット企業もまったく同じ発想しかなくてそれ以外の発想は持ち合わせていなかった。こうしたマクロ規模の洞察を得たとしても起業家がそれを独自の計画に落とし込み小さな規模から初めない限りマクロトレンドから恩恵を受けることはない。」ー Peter Thiel

今はユースケースを創る時間です。正直なところ、ブロックチェーンのユースケースを創るというのは技術的に見ても制度的に見ても簡単なことではありません。でも、その中でできることは沢山あります。

僕らはファーストステップとして2次流通や権利証明の問題にアプローチし、本来評価されるべき人が正しい報酬を受け取れるような仕組みを構築していきます。

ゆくゆくはデジタルな世界に感情が可視化された、誰もが属せる経済圏を創りたいと考えています。

具体的には以下の3つに重点を置きます。

「民主化」という文脈でα版のDEX(分散型取引所)を作りました。こちらも近々アナウンスします。

引き続きBuidlします。興味ある方ぜひお話しましょう!

最後に、僭越ながらAmazonでウィッシュリストを作成しました。欲しいものを並べたら9割方本になりました。お助けいただけますと嬉しいです!(一番欲しいのはOptions, Futures, and Other Derivativesです!)

この記事を監修、コメントいただいた、共同創業者の関口大樹に感謝します。

こちら弊社のサイトです。

頑張ります!

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