競争社会って言葉、最近あまり聞かない
「言っている言葉より言っていない言葉が大事だ」
というのはどこかの偉人の言葉かもしくは僕が創りだした言葉ですが、
最近、「競争社会」って言葉をあまり聞かなくなりました。
これは自分の周りだけなのだろうか?TVとか見ないので一般的にどうなのか分からない。
でも、もう競争社会って感じじゃないよなぁと自分としては思う。
・外部環境の変化で様々な事が変わりすぎる
・競争ピラミッドの外の世界が見えやすくなって、そっち行った方が面白い
自分が社会人になってからでも、ライブドアショック、リーマンショック、ここ最近のアベノミクス好景気からの反動円高/日経平均急落など外部環境でものすごく変化が激しかった。
なので、競争よりも環境への柔軟さ、またはピラミッドの中でのし上がっていく事よりもピラミッドを鳥瞰して見れる視点の方が大事な事が多くなったと思う。
もしかしたらこれは実は普遍的な事で、自分が20代-30代暮らしてたまたま自分にはそう見えただけなのかもしれないけど。
また、これはインターネットのおかげだと思うけど、競争ピラミッド外の物事が見えやすくなった事により、「あれ、なんでこんなピラミッドで競争してるんだ?馬鹿なのかな、俺」みたいなタイミングが増えていると思う。
仕事に関しても、会社に出社して真面目に働く事だけが正しいとは限らない、先端的なエンジニア/クリエイターはどんどん場所を選ばない働き方にシフトしている。自分はサラリーマン時代はそんな働き方は夢物語、少なくても自分に関係無いと思っていたけど、急速に自分の見える範囲の周りがそうなりつつある。
住める場所の変化、、、単純に物理的に住めるというだけではなく、インフラが整いだしている中で、特にキャッシュを家庭に持ってこれる方法が増えた影響で、住める場所が増えてきた。
クラウドソーシング、CtoCなどが分かりやすい。
また、地方で頑張っている友人たちを見ると、またその先の経済圏やコミュニティ作りの方法など一歩先の世界観が生まれてきているように感じる。
むしろ「競争社会」というものはここ10年くらいでとてもとても古臭いものになってきているように感じる。
部分部分、戦術的狭義の世界ではもちろん競争する事もあるけども、、競争”社会”というほどの規模ではないな、これは。
戦わず
自分だけに見えている道を進んで
物欲よりも経験欲で
より興味関心度の近い友人と遊ぶ、しかし世界中にいる、
そんな感じの生き方が21世紀中盤の生き方のベースになりそう。