股のぞき、の不思議

Q.子どものころの疑問、なんでコウモリは逆さまなんだろ?

Q. 子どものころの疑問、なんでコウモリは逆さまなんだろ?
A. 飛ぶために体重を減らした進化の結果(筋肉を減らすため)だそうです。


「股のぞき、の不思議」のタイトルでこの記事を読んでみようと思った読者さま
ありがとうございます。「もう知ってるよ」のお方も大歓迎。

タイトルからいろいろ想像するのは面白いし自由なので
このまましばらく時間を稼ぎたいところですが
そうすると、書こうとするわたし自身が書く内容をどんどん忘れてしまいそうなので
話をつづけることにします。

世の中には、ノーベル賞のパロディー版なるものがあります。
といっても、もともとはアメリカの科学雑誌が始めた賞で
ちゃんとハーバード大学で授与式が行われています。

その名は、ユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」
毎年5000件なる候補論文を選んで、そのうちの10名に賞が贈られるらしい。
うん、これってかなりすごいことだよね。

わたし自身、この賞の存在がすごく気に入りました。
何がいいかって、この賞へ判断基準がすごくいい。

『まずひとを笑わせて、そして考えさせる』に合致しないと残れない。

「へえ~、まず笑いが必須なんだ!」
研究に対する見方が変わった瞬間でした。

しかも調べてみると、この賞に選ばれてスピーチをする際には事務局から

『まず面白おかしく聴衆を笑わせるような導入部ではじめ
そのうちに、なるほどと考えさせるようなスピーチを期待しています』
との希望が添えてあるそうで・・・

徹底していますね(笑)

こんなメールがきたら、候補に挙がって連絡がきた研究者さんも
「はあ?」となるでしょうね。

でもわたしが本当に気に入って感心したのはそこじゃない。

やっぱり「股のぞき」

「股のぞき」の研究とは、
「股のぞき」をすると物の大きさは実際よりも小さく、距離は近くに見え、
奥行きがなくなったように感じることの実験研究のこと。

なるほどってことで、じゃあ180度逆さに見えるメガネをかけたらいいんじゃん?
どうなる?とやってみたら (こんな軽いノリではないと思います)
物の大きさや距離の見え方は変わらなかったことから、

見え方の変化は、目から入る情報よりも、
体を逆さにする感覚の変化によるところが大きい!
ということがわかった実験研究です(日本の方が、知覚賞を受賞されました)

ええもちろん、わたしもやってみましたよ「股のぞき」
残念ながら180度逆さに見えるメガネはないので、
比べることはできなかったのですが、頭に若干血が上りながらのぞきました。

『目から入る情報よりも、体を逆さにする感覚の変化』

この発見が面白いですね。

そういえば人って、目から入る情報が一番多いと聞きました。
現代は情報がいっぱいで、目ばかり使っている気がします。
体を使った感覚を、もっと大事にした方がいいかもしれません。

また視覚的なイメージングよりも
五感をフルにつかった感覚体験の方が、強い状態、状況を人にあたえます。

これが「股のぞき」と関係していているかはさておき・・・

日本人の受賞は10年間つづいているそうです。
日本人ってまじめな印象があったけれど

わたしの中にもあなたの中にも
突拍子もないユニークさが、芽を出したがっているかもしれませんね。

他にも、体の左側がかゆいときには鏡を見ながら右側をかくと
かゆみが治まることを示したドイツの研究者もありました。
(※ ↑これ覚えてたらやってみます)

今後もわたしにとって、なぜか目が離せない「イグ・ノーベル賞」です。

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