Wowooの使い方
チャットは疲れる
次にWhy(なぜ作ったか)について。
チャットで長文を打ち込んでいるときに、こう思ったことはないですか?
「3つ前の投稿にコメントしたいのに、話題が変わってる・・・」
Wowooは、この非効率を解決するために作られました。
・一度に複数人が投稿しても大丈夫
・論点がぶれない
・挨拶や返事が要らない
・ファシリテーションしやすい
という特徴を持ちます。
付箋を使ったミーティングをデジタル化したわけです。
Wowooの特徴
最後にWhat(何ができるか)について。
リファレンスはこちら。
wowooは2つの特徴を備えています。
まずひとつめの特徴は、「全ての人が同時に発言しても構わない」というものです。これを可能にしたのが「BoardUI」です。
「ChatUI」は常に上から下に流れていくので、全ての発言が「目立ち方」で順序がついてしまいます。
BoardUIはそれを改善し、発言間に無意味な順序や優劣を与えないようにしました。そして発言は自ずと木構造を持って派生するので、論点と枝葉が明確に分かれます。
何十人もの参加者で複数の枝で議論が白熱しても、一切議論に乱れはありません。これは現実や、既存のツールや、既存のVRアプリケーションでは不可能なことです。
第二の特徴は、「編集、削除、お気に入りへのコストが低く感じられること」です。
あなたが発言した時、その投稿は編集/削除/お気に入りが可能です。(もし板の管理者なら、他人の発言もその範疇です。)
その結果、議論が終わる頃にはそこには必要とされた投稿しか残りません。ノイズは積極的に削除し、整列し、重要なものには星をつけ、整然と構造化された結果だけが残ります。議事録の負担も減ります。
対話やチャットでは、あなたの主張や論点が如何に重要でも時間の流れと共に忘れ去られていくので、再度強調するコストが求められますし、タイミングによってはそれは叶いません。
ですが、WowooのBoardUIにおいてはそれは自然と行われます。生産的な議論のためのフレームワークが既に用意されているのです。
付箋で会話する利点
紙の付箋を壁に貼って行う会話がなぜ便利なのか、それは、筆跡を除いて、誰が発言したかわからないから、と言えるかもしれません。
人はしがらみを無視して発言するとき、クリエイティブです。空気の読み合いを廃して、本質に集中した議論ができます。
個人的には、付箋は脳内を可視化するのに最も適したツールだと感じています。それをチームの脳内に対して拡張したのが、wowooです。
壁がなくても開始でき、現実の場所を共有せず、付箋を買わずに済み、いつまでも保存できる、付箋のデジタル化がwowooの仕事です。