ズームエナジーの真実
はじめに
このストーリーを書こうと思ったのは、「ズームエナジー」でググってもらえばわかるのだが、ズームエナジーに関して間違った情報がネット上に蔓延していることを知り、新電力に興味を持ち、これから切換えを検討していらっしゃる方々に正しいことを伝えたいと思ったからだ。
ズームエナジーとは
ズームエナジージャパン合同会社は、外資系企業として初めて、経済産業省から小売電気事業者登録を受け、2016年より日本全国(沖縄電力管轄地区を除く)で電力供給を一般家庭、及び法人(低圧)のお客様へ開始した。
小売電気事業者については、こちらを参照すると発電事業と地域電力会社の送配事業の各立ち位置とその関係が理解できるだろう。
ズームエナジーの特徴
1. かんたん・スピーディーなオンライン申込み
シンプルなオンライン申込みだけで、約30日後にサービスの利用開始が可能(申込み内容に不備なく手続きが完了した場合)。
2. 日本語・英語でのサポート体制
ウェブサイトやMyXOOM アカウントの表記はもちろん、カスタマーケアの窓口も日本語・英語対応を行っていること。
3. 登録料やキャンセル料、長期契約などの縛り無し
長期契約などの特別な縛りがないので安心してサービスを試せること。
また、万一サービスに満足できない場合は、違約金やキャンセル料など一切なく、いつでも解約できること。
新規契約プライスプランについて
このプランは、ズームエナジーの新規顧客(一般家庭と法人(低圧)の両方)に対して全地域(沖縄電力管轄地区を除く)で6ヶ月間、地域電力よりもお得な価格を提供するものである。
この新規契約プライスプランは、地域電力会社の従量電灯 A/B/C プラン(地域による*)や、新電力(全てのプラン)からズームエナジーへ切り替えるお客様にのみ適用される。
*適用プラン A/B(関西、中国、四国)、B/C(北海道、東北、東京、中部、北陸、九州)
尚、地域電力会社から提供されているオール電化、時間帯別料金や低圧電力(動力)等を利用中のお客様には適用されない。
また過去6ヶ月以内にズームエナジーのお客様であった方には適用されない。
従来は、一般家庭では地域によって3ヶ月のところもあったが、2019年9月1日より全地域で6ヶ月間となった。
また法人契約においてはこれまで東京電力地域でのみ3ヶ月間のサービスを提供していたが、これも2019年9月1日から全地域で6ヶ月間の適用となった。
注意しなければならないことは、この新規契約プライスプラン期間経過後は、ズームエナジーの価格変動レートが適用されるので価格が変動し、それまでよりも高くなることもありえることだ。
「お友達紹介プログラム」について
このプログラムは簡単に言えば友達を7人紹介すると電気代の割引を得られるということ。
紹介する側と紹介される側それぞれに諸条件があるので、詳しくはこちらを参照されたい。
このプログラムは、開始当初は友達を20人紹介する必要があったが、2019年の1月より15人、そして2019年9月分からは7人に変更となった。
さらにこの9月からは、これまで対象外だった法人も対象となり、また割引額が電力分相当額から最大13,000円となった(従来は、紹介を受けた上位15名分の電力分相当額の平均額から決定していた)。
ここで注意しなければならないことは、あくまで電力分相当額に対して割引が適用されることで、それ以外の託送料金や税金は割引の対象となっていないことだ。
パートナーとの協業について
ズームエナジージャパンは、2019年に下記の2つのパートナーとの協業を開始した。
・ 一般社団法人 障がい者アート協会
・ 公益社団法人 ア・ドリーム ア・デイ IN TOKYO
前者は、「電力会社の切りかえで応援!」というプロジェクトで、継続的に障がい者のアート活動継続の支援のために寄付できる取り組み。
後者も同様の寄付の取り組みで難病児とご家族の夢の実現を応援することができる。
おわりに
今や新電力は比較して選ぶ時期になったと言っても過言ではないだろう。
そのような状況で消費者は、健全な情報源から正しい情報を得て、正しくサービスを理解する必要があると思う。
このストーリーが一助を担えれば幸いである。