立春

暦の上では春を迎えた。土用も終わり、これから大きく動きだしたいという気持ちがはやる。

そんな矢先に、割れた。

愛用していた一輪挿しが、「ぱりーん」と小気味良い音を立てて、割れた。

悲しすぎて暫く呆然とした。思えば、先週はお茶碗を割り、先月は湯呑みを割った。ここ1ヶ月で3つも割るなんて、今まであっただろうか。

不安になってググる。

風水的には、割れるということは、私に降りかかろうとする災難や厄を代わりに受けてくれているということらしい。そして、何か良いことの前触れもあるとかないとか。

ありがとう、そう一輪挿しにお伝えした。

今朝参加した勉強会で、消費意欲のスイッチについて話をした。皆が「時短できる」とか「本当に欲しいもの」とか話している中、私は「キュンとくるかどうか」という答えにしか行き着かなかった。

いつ頃からだろう、理系の私が、こんな直感で生きていくようになったのは。

何にせよ、東京から愛知へ戻って来て以来、感度がグッと上がっている気がする。今回の愛する陶器たちが割れたことも、きっと何かあるに違いない。

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