考えてる事は口に出しとけっつー話。

Yosuke KOYACHI
3 min readMay 2, 2017

まあそのままなんですが、日本人の特性なのか、それともデザイナーやエンジニアのようなタイプの人のパーソナリティなのか。思ってることを口にせずにいる美学みたいなものを持ってる人が多いように思います。(ちなみに普通の総合職者にもこんな人はいます)

必ずしもそれがダメだと言う話ではなく、時には寡黙になり、アウトプットのクオリティで勝負するのももちろん必要だと思いますが、正直それは専門職者の逃げでもあるように思います。

まず私たちはデザイナーである前に人間なわけで、社会人なわけです。コミュニケーションのツールがデザインやコードを書くことでしか取れないのなら仕方ありませんが、大体の人は喋れます。

そしてクライアントとの打ち合わせや、社内の会議などでよっぽどのことがなければ何かしら意見があるはずです。(全くノーアイデアと言う人もいるかもしれませんが…その人は別の勉強が必要ですね)それは頭の中に置いておいても腐っていくだけです。アイデアや意見は口に出して、人に聞いてもらって初めて意見として存在価値を見出すのであって、表に出さないそれは何の価値もなく、もっと言うなら何も考えていないのと一緒です。

もちろん意見を言うのが苦手、自己主張が苦手だと言う人もたくさんいると思いますが、どんな形でもいいので、それは表に出していこうよ!と言う話です。よっぽど嫌味ったらしい話し方しかできない、マウントをとってくるような人は口を噤んだ方がよいような気もしますが。笑

少し話が逸れましたが、特に専門職の人間は前述したような人が多いように思います。そして自分の意見を表現できないという事は、ビジネス観点で見ると「普通の人が社会で学んできた事ができない人」というレッテルが貼られてしまいます。

特にこれからの時代、デザイナーやエンジニアのクリエイティブシンキングが、より深くビジネスにコミットしていく上で確実に必要なスキルだと言い切れると思っています。

なのでまあまずは、思ってる事は言ってこーよ。と言う話でした。笑。とりあえず口に出してみると思った以上に話せない事もわかるし、考えが浅い事もわかるはずです。仕事のクオリティを上げるために大切なのはそこからどう議論していくか、どう発展させていくかなんですが、それはまた別の時に整理してみたいと思います。

あと、情報や意見は表に出す人のところに集まる。という何となくの持論があって、それも自分では深く掘れていないけど今度ちゃんと考えて見たいと思います。笑。なんでやろ。

なので、とりあえずここで言いたかったのは表に出ないアイデアや意見なんてクソだ!と言う事でした。笑

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Yosuke KOYACHI

Freelance art director based in Tokyo. Also working as a creative director at medical tech company.