UNIT 10th Anniversary RASTER-NOTON. UNIT 2014

2014/10/4(金)@UNIT
以前、落語家の立川談志師匠が、WOWOWの砂嵐画面を見て楽しんでいる、砂嵐画面を見ていると段々内容がわかってくるなどと話しているのを聞いたことがあるが、Emptysetのライブは、まさにそういうような感じだった。
一見、白黒の2色にしか見えない砂嵐画面も目を凝らして見ると、濃淡があり、形も違う。それに刻一刻と変化もするし。
・・・・え?それって楽しいの?何か危ないクスリでもやってるんじゃないの?とかいう声が聞こえてきそうですが、そんなこともなく意外と楽しかった。というのも、自分が認識している仕方とは明らかに違う捉え方で、Emptysetの2人はこの世界を認識しているということがわかったから。
違う、ということを気づかせてくれる体験というのは、時には、新しい発見をもたらし、閉じこもりがちな自分のキャパを広げてくれることがあり、とても刺激的で病みつきになる。もっともっともっと、今までに見た事のない景色を見せて欲しいから出かけているのかもしれません。まぁ、ハズレも多いですがw
それと何よりも良かったのが、James Ginzburg(向かって左の白人)の集中力が凄まじかった。フロアなんて一瞥もしないで、地獄のような音の中に完全に入り込んでいて、めちゃくちゃ気持ち良さそうな表情で、踊りながらつまみをいじっている姿は、なかなかの “美” でした。アーティストのみならず、フロアで踊っている人も含め、高い集中力を保っている姿を見るのは大好きです。

ちなみに下記は阿木譲さんのBlogから引用。まったく意味がわかんないw こんな世界の捉え方ってあるんだと。。
ドイツraster-notonから発表された3番目のスタジオ・アルバム「 Recur 」のテーマが、砕かれたソニックスの相互作用を通じての時間、構造および回帰で「時間という概念がどのように体験と形式に作用するか、そしてコンプレッション ( 圧縮,圧搾 ) やレアファクション ( 希薄作用 ) を通して、音の信号を限界点まで持って行くことでどのような形態が生まれるかなどを探究している」。その結果として生じる「 境界条件で両端が定められる区間に存在できる波動の基本振動と倍振動 」のモードと、どのように対話するか。