思考の整理

さて、今の事業を始めてからは1年ちょいの月日が経過してますが、ピポットしてからはもう少しで1年になります。そこで、ざっと今思うこと感じてることを振り返りとしてまとめてみます。

※今日はですます調

不足していた点

メディアの構造的な理解

メディア運営の経験値もそもそもではありますが、それよりは市場×仕組みに基づいた戦略設計はできてませんでした(結果的に)。

具体的には「SEOかSNS」の勝負所を間違えたと思ってます。

背景としては、当時DeNAさんのメディア事業や外部のサービス含め概ねSEOという視点が強かったのは間違いなく、私もそれに流されました。加えて、SEO経由でトラフィックも増えた事も判断を鈍らせた要因かなと思ってます。

・SEO

記事の質(対読者目線)では高いものの、SEOの観点では滞在時間、KW、ディスクリプションなど、CGMである以上整備するのは難易度が高い指標ではあるが、それを整理しきれなかったです。

また、市場感から言えば、数社独占の状況でドメインパワーを考えれば、上位3位以内に食い込む事すらかなり厳しい状況は、メディア事業を体系的に理解できていればわかったことで判断要因からは省けたのではないかと考えてます。

要するに、メディア事業に関する理解・勉強不足はあったと思います。

・SNS

と考えると、勝負はSNSだったんですが、ここは運用面で優先順位を下げてしまい、本来であればSNSでどこまで伸ばせるかを戦略の中心に添えるべきだったと思います。

勝ちパターンの早期発見(勘違い)

先述した内容と類似しますが、シンプルに言うとスタート時運が良かった側面が強いと振り返ります。

有能な書き手がすぐに見つかる×SNSでのシェアが伸びる×特定のKWでSEOでもトラフィックが伸びる。

ここには、書き手と記事の質(頻度なども)対象ゲームの状況など要因はいくつか介在するんですが、全体的に「イケる」という感覚で押し切った感は否めません。

つまり、勘違いの上での仮説設計なため、これは施策が外れる確率は高くて当然だったなと大きく反省する点です。

コアバリューの定義

プロダクトに落とし込むと、コアバリュー=CGMの「C」というのは常にわかっていたことですが、よりバリューを提供できていたか?彼らに最高のUXを提供できてたかどうかは、厳しめに言うとできてないかったと感じてます。

運営側の意図として記事を増やす→機能を追加するという点に至ったものの、書き手の感情(記事は面倒/時間がない/PV含めたUX)という基本的な観点が抜けていた、というよりは深堀できてなかったと思います。

つまり、提供する価値をKPIの視点のみで、UXの視点で構築できませんでした。

CGMの外部ネットワーク性

鶏と卵ではないですが、書き手が記事を書く→閲覧者が来る→評価される(いいね、PV)→書き手がまた書く→読者増える→書き手が増える・・・

このサイクルが外部ネットワークと言えます。ただ、書き手が倍々にならない点をもう少し細分化して理解すべきだったなと思います。

事業全体でN人書き手がいれば記事本数はN本という設計をしましたが、そもそもパーティカルなメディアで、さらにカテゴライズされてるわけで、カテゴリー毎、特徴や状況、競合、書き手、難易度、などなど整理していれば、全体戦略はもう少し変わっていたというよりは、現在の戦略にもう少し早く到達できたと思います。

当事業では、外部ネットワーク性が低いCGMなため、内製のハイブリット化は避けられず、その体型の構築こそが、事業をスケールさせる基礎になるのかなと今は思ってます。

評価できる点

残念ながら評価できる点はありません。

やる事、やれる事はやってきましたが、先述してる通り戦略を誤ったがために成果が上がることはなく、後半失速した結果が全てだと思います。

今後の事業のポイント

CGMというカテゴライズにどこまで拘り、勝負をかけていくのかがポイントになると考えてます。

現状はまだ規模も小さいので、CGMと内製がまだ噛み合ってる状況(どちらかがバランス的に強い)ですが、今後は内製を増やす判断を迫られることがあるはずです。その際に、CGMという考えをどうやって維持するか、または、考え方を変えてしまうか判断軸が求められそうです。

ただ、なぜ事業をやるのか、どこを目指すのかはブレてないので、前に突き進むという点においては問題はないと思います。

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