2015年夏:シアトルの記憶。

Lake Union Parkでは子どもが水遊び

2015年、夏休みを使って米国オレゴン州のポートランドに行った。飛行機は行きも帰りもシアトルにした。何をしたかって、いつもどおり大したことはしていない。ただ街を歩いて、そこにあった本屋なりレコード屋なり公園なりをぐるりとしただけだ。東京にいるときと、やることは変わらない。なんとなく書く意欲が出たのは、今日荻窪のブックオフで手に入れた、いくつかの『暮しの手帖』の記事を見ていたら、あぁ、やっぱり散歩の記事というのはこういう風に編集されてるといいものだなぁ。と思ったからである。


羽田-仁川-ロサンゼルス-シアトル

アシアナ航空の対応は残念だった。

旅にトラブルはつきものだ。いかにトラブルを楽しむかみたいなポジティブな気持ちにはなかなかなれない。トラブルを想定すると、旅に出るモチベーションが下がる。だから、私はそんなにたくさん旅をしなくなった。

ご多分に漏れず、出だしからトラブった。チケット代をけちったために、羽田から韓国の仁川経由でシアトルだったのだが、羽田で大幅な遅延をくらい、その日のシアトル行きの便がなくなってしまったのだ。散々待った挙句、私はなぜかLAX、、つまりロサンゼルスに飛ばされた。

飛行機の躯体と空の色。

確かお昼ごろにはAirb&bで予約しておいた宿泊先に着く予定だったのだが、件のディレイによって、真夜中の到着となった。ロサンゼルスからは、アラスカエアラインだったかと思う。

初めてのAirbnb

宿泊先には猫がいて、すぐなついた。動物や子どもになつかれるのは、なんだか嬉しいものだ。

一緒に寝たがってきた犬。

シアトル2日目

ガイドブック常連のベリーたち。

翌日は、いわゆるシアトルっぽいところに行った。スタバの一号店を訪れると、やたら観光客が並んでいた。そこで珈琲を飲むことにどれほどの価値があるのか、全く分からなかった。日本人と中国人で8割くらいを占めていた。とりあえずそこをスルーして、隣の隣くらいのベーカリーで、アップルパイを購入。甘かったけど、おいしかった。

Portland創業のスタンプタウンコーヒーも

シアトル=スタバのイメージが強かったけど、街にはカフェが溢れていた。

東京と違って、人口に対するカフェの割合が多いと見る。どこもゆったりしていて、わざわざ並ぶなんてことは基本的になさそうだ。

Starbucks Reserve Roastery & Tasting Room

スターバックスコーヒーのショールームみたいなところにも行った。焙煎からパッケージングまでの一連の生産ラインを間近で観察できるのは、なかなか迫力があった。

Everyday Music:近くにあったらつい通ってしまいそう。
Oddfellows Cafe+Barは地元の人々で賑わっていた

食べたいものがなかったので、なんとなく地元の人が使っていそうなカフェ風のレストランへ。自分より少し年上の黒髪の女性が対応してくれたのだが、最後の方になって、急に「日本人ですよね?」って日本語で話しかけられて、なんだかそれまでの英語のやりとりが恥ずかしくなった。

というのも、足に棘が刺さっていて、とげ抜きないですか?とかっていうのを必死で説明していたから、なんだよ!っていう感じだった。でも、日本語で「なんか痛いんすよねー」とかって言ってたら少しほっとして、いつの間にかトゲは抜けていた。

手前が書店、奥がカフェのLittle Oddfellows

といった感じで、シアトルをぶらぶら歩き、疲れればコーヒーで一服した。

後編へ続く。

Show your support

Clapping shows how much you appreciated Yohsuke Hoshino’s story.