A Chinese living in Japan
オンラインゲームやソーシャルゲームにハマって膨大な時間を費やす若者たちを見て、「自然で現実的な世界」で生きてきたと自負する世代の人たちはある種の不気味さを感じ、危機感を募らせて声を高くして叫ぶ、「そんなのは間違っている!若者や子どもがダメになりつつあるのだ!」と。
その恐怖は理解できるものだ。彼らの世界にとって、それはあまりにも異様である。そして人間ってのは異様なものを目にすると、恐怖を感じるものだ。それが自分たちの身近にいて、自分の子供もそうなっているのならなおさら我慢ならなくなる。
デザインについて考えてみた。
わたしたちは日々の生活のなかで、デザインによって囲まれている。
ペン、時計、本のカバー、傘の取っ手、ペットボトルのキャップ……挙げていったらキリがない。では逆にまったくデザインが介在していないものを挙げるとしたら、どんなものがあるのかと考えてみる。
わたしには登山道ぐらいしか思い浮かばない。登山道のほとんどが、そこを歩く人が多いからそのまま道になったものが、後に整備されたものである。