「きく会」について

「きく会」という会を続けています。

東京は根津にあるカフェで、週に一回、男二人、お互いに、ただ、ただ、話を聞くという会です。

これ、ありそうで、ないんですね。

相談というわけでもなく、ただ話を聞いてもらうっていうのは…。

普通、言いたくなっちゃうでしょ、聞くつもりがいつの間にか喋ってる。

そこを話さずにじっときく。

これがいいんです。

自分自身がすっきりしてくるんです。

話してる方だけじゃなくて、聞いている方も、ね。

私は思いました。 「きく会」を続けてきて、よかったなぁ、と。

そしてさらに、「あれ、もしかして、これは、とてもいい会なのではないかしら…」と思ったのです。

こういう会、もっとあちこちであっていいんじゃないかしら?と。

そこで、自分たちは、実際なにをやっているのか振り返りつつ、きく会は、どんなふうにするとできるのか、簡単にまとめてみようかな、と思いました。

以下、そのまとめです。

どうでしょう、よければ、あたなも一緒に「きく会」をやってみませんか?

「きく会」のやり方

まず、ゆっくりとできる場所があるとよいです。

2時間くらい話していても煙たがられないカフェとかが良いかもしれません。(私は、お寺なんかもいいなぁ、などと思ったりしています。)

場所と同じくらい大切なことを忘れていました。

そう、相手です。

話をしたい、ききたい相手。

話をしてもいいよ、きいてもいいよ、という相手。

そんな相手はいますか?(もし、いなかったら、私に声をかけてみて。時間が合えば、話をききたいです。)

そして、相手と一緒に、「きく会」をやりましょう、と宣言しましょう。

会自体には、とくに決まりはありません。

まずは、コーヒーでも飲みながら、のんびりしましょう。

ゆったりと落ち着いたら、どちらともなく、話がはじまるものです。

そうしたら、そのはなしをしっかりときく、それだけです。

自然と交互に話は続くでしょう。

でも、もし、話がはじまらなかった、はじめられなかったら…。

そんな場合は、沈黙をききましょう。

きく会では、沈黙を恐れてはいけません。

きく会は、話し合う会ではないので、話を強要することはしないんです。

また、きく会は、聞きたいことを聞く会でもありません。

相手を質問攻めにしないで。

ただただ、きくだけでいいのです。

相手が相手の言いたいこと、伝えたいと願っていることを、しっかりと”きく”会なのです。

”あなたは何も証明する必要はないですよ、話したいことを話したいように話せば良いですよ、私は、いつもここに居ますから”

そういう、安心できる場を想像してみてください。

これが「きく会」です。

もし、よさそうだな、と感じたなら、一度、試してみてください。

そして、どんなふうだったか…。

よければ、きかせてくれませんか。

「はかないことを夢に見て、美しい取りとめのないことを、あれやこれやと考えようではないか」(岡倉天心)

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