D2Cのエコシステム

オンライン発のD2Cブランドにとってリアル店舗は必須になりつつある。nice-to-haveからmust-haveに。オフラインで獲得した顧客の方が、ロイヤリティもLTVも高いというデータをたくさん見かける。

Natalie Mackey, founder of Winky Lux, said that customers acquired via the brand’s retail pop-up were 3x more likely to become repeat buyers.

売上が$10Mを超えたあたりから、オンライン広告等で顧客を得るより、オフラインで得る方がコスト効率も良くなる。

しかしリアル店舗のローンチは難易度が高い。

不動産探し。什器の発注。デザイナー探し。不透明な価格体系。前近代的な契約..。

D2Dスタートアップにとってのこうしたしたリアル店舗ローンチのペインを解決するのが、Uppercaseというスタートアップ。

Uppercaseは、不動産業者、内装業者、デザイナーなどとネットワークを形成。データ解析をしながら、どの地区のどの物件に出店すべきかのコンサルティングも行う。煩雑な法務、契約、保険、支払いのバンドルなどの面倒も見てくれる。

高いデザイン性を通じたブランディングを展開しつつ、ぜいにくを削ぎ落としてリーズナブルな価格で、あまり準備に時間をかけずに店舗展開をしたいD2Cスタートアップのニーズにピッタリ合っている。

ニューヨーク(SOHO)、ロサンゼルス(Venice)、トロント(Queen West)地区で展開。CasperやEverlaneなどのD2Cスタートアップのみならず、Nikeでも実績あり。

なお、Uppercaseに出資しているのはニューヨークのVC、Lerer Hippeau。D2Cに相当力を入れているらしく、ポートフォリオにAllbirds、Casper、Warby Parker、Glossierなどの名前が。

D2Cのリアル店舗を影で支えるスタートアップ。それら企業にフォーカスして投資するVC。エコシステムが着々とできているのを感じます。

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