iOSDC 2017に応募しました
iOSアプリ開発者のためのカンファレンス、iOSDC に今年も応募したので自分の発表をまとめておきます
- ゼルダの伝説BotWから勝手に想像するチーム開発
- 15分でわかるバックグラウンドアップロード
- AppRootControllerのご提案
応募したトーク内容は200字前後という短い文章だったため、ここでは加筆しています。
LT 5分
ゼルダの伝説BotWから勝手に想像するチーム開発
(ゲーム本編のネタバレを避けながら話します)
2017年3月にNintendo Switch/Wii U用ゲームソフトとして発売された「ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド(以降ゼルダの伝説BotW)」は広大なオープンワールドにも関わらず作り込まれた細部に対するクオリティの高さも国内外で大きく評価された傑作です。
本作をプレイしていると気付かされるのは、ストーリーの進め方や遊び方自体に自由度があり、登場人物や敵キャラクター達の自律的な行動、そして隠された要素の多さなど、この世界の奥の深さや、高い寛容さです。このゲームの世界を作り込んでいくためにどのような開発スタイルが可能にしているのでしょうか?一人の責任者が細かい全ての事を決定していたり、何かを全て決断しているとは思えませんよね。そのような感想はまるで映画を見た時にどうやって作り上げているのか想像ができないのと似ています。けれど、これは日本の京都で作られたソフトウェアであり、我々ソフトウェア開発者が想像もつかないわけではなく、真似できない手法があるとは到底思えません。
今回のLTでは、本作の開発について公開されている情報などから想像で補完しながら、我々iOSアプリ開発を生業とする開発者がチーム開発を行っていく上で、見習うべきことは何なのかについて話します。我々iOSアプリ開発者がさらに高みへと登ったり、難解なパズルのような問題に直面した際に、この偉大なゲームの開発スタイルに思いを馳せてみましょう。
SNS上での評判もこのトークの採択に影響するようです。トーク内容のURLにアクセスしてTwitterで応援コメントしていただくとか、はてブしていたくとかFacebookの良いねしてもらえると話せる可能性が高まります。
トーク15分 or 30分枠
15分でわかるバックグラウンドアップロード
バックグラウンドアップロードを行っていく上で、まず困るのが完全動作するサンプルコードが少なくて動作に必要な設定や処理をつかむのが難しいところですよね。この理由はアップロードをするサーバーを用意するのが難しいという所でしょう。さらに、バックグラウンド処理のための前提としてアプリ自体の状態についての知識が必要不可欠であったり、いつものアプリ開発とは違うアプローチも必要になってきます。
応募したトークでは、アプリ自体のステートのおさらいからはじめ、バックグラウンドアップロードのための最小限必要な設定など導入部分、実際にぶち当たった問題などについて話します。
まだバックグラウンド処理を書いたことがない人に聞いてほしい話です。15分で応募してますが、30分ぐらいになったら実動作をさせながらのトークになるかもしれません。
SNS上での評判もこのトークの採択に影響するようです。トーク内容のURLにアクセスしてTwitterで応援コメントしていただくとか、はてブしていたくとかFacebookの良いねしてもらえると話せる可能性が高まります。
iOSアプリ開発におけるAppRootControllerのご提案
AppDelegateや画面表示用VCの肥大化を避け、OpenURLやPUSH通知経由のアプリ制御を簡略化するため、AppDelegateと画面表示用VCを直接やり取りさせないAppRootControllerというContainerを用いた設計と実装を行ってきました。今回のトークではその内容を詳しく掘り下げ、メリットや直面した問題の解決方法について、及びどのようなアプリがこの方法を取り入れるのが望ましいかについて話します。
このトークはpotatotips という勉強会で話した内容をさらに掘り下げるものです。
この発表の感想を書いてくれている人もいたのでそのリンクも載せておきましょう。
次がプロポーザルの詳細URLです。下記ページでSNSのリアクションをしてもらうと採択の確率がぐっと上がってもっと話ができると思います。
最後に、お前誰よ
アカウントはyimajoというのをよく使っています。
株式会社キュリオシティソフトウェアで、iOSアプリ開発を受注して開発する仕事をやっています。また、Webサービスとして、スターゲイザーというソフトウェアエンジニアの世の中へのアウトプットを自動でまとめて応援するためのサービスを運営中です。
去年のiOSDC 2016ではLTをやらせてもらいました。
今年も会場で久しぶりの人たちに会えると思うと楽しみです。
あと、2016のときも応募するトーク内容は200字 前後 ということだった気がするんですが、次回は最大文字数を明示してほしいです。伝えたい文章を削るというのは難しく、最大文字数が200文字なのか250文字なのかでかなり違っていて、250文字送ってもレギュレーション違反でリジェクトされるのではないかと考えて200文字にしようとすると、そこでかなり時間を費やしてしまうからなんですよね(´;ω;`)。
ということで、こちらからは以上です。