人間は何のために生まれてきたのか?

K.M.さんへの手紙 2016/08/26

K.M.さんへ

まだまだ夏ですね。外は、私の好きな、じりじりとした日差しがふりそそいでいます。

Facebookでいじめられているという投稿があったので、「学校に行かなくてもいいけど、いじめのために学力が下がるのはバカらしいので、勉強はしたほうがいいよ」とコメントしたら、「フリースクールがあるよ」とつづいてコメントがありました。

本人からは「夢があるんで勉強している」ということでした。それを読んでいて「いいなあ」と感心しました。

さて、人間は何のために生まれてきたのでしょうか?

「造物主はお前という人間を、人間の世界に生みつけたのは、人間の仕事をさせようがためだ」
「えッ」
「人間の仕事をさせようがためだ」
「人間の仕事ってなんです」
「知らないのかい、お前」
「知りません」
「知らないのなら言って聞かせよう。お前はこの世に何しに来たか、知らずに今日まで生きてきたのか。いままで何のために学問をしたんだ」
「偉くなるためです」
「偉くなるのは何のためだ」
「へえ、偉くなったら、人より立派な家に住んで、人より立派な毎日の生活をして、人より幸福な」
「馬鹿。そういう考え方をしているから、お前は偉くなれねェんだ。人間がこの世に生きた使命というものを知らないんだ」
「けどね、先生。私は注文して出てきたんじゃありませんよ、この世の中に。ひょいと気がついたら、人間だった。それもはっきり、俺は人間のなかまにはいっているんだなァ、ということが気がついたのは、三つくらいからですよ」
「おまえのような人間が、とにかくこの土地に来てよかったな。来なければ何もわからないで、お前はただ、そのまま、病いと組打ちしてからに、この世をおわるだけだ。考えろ。人間なにしにこの世に生まれて来たか」

宇野千代、中村天風述(中村天風の生きる手本)より

人間が何しにこの世に生まれてきたのか、なかなか回答がでてこないので、先を急いで読んでいると、ありました。

人間はこの世の中に、うまいものを食いに来たんでもなければ、好い着物を着に来たんでもなけりゃ、恋をしに来たんでもねェんだ。それは生きる場合の、ロイヤルロード(王道)の道筋にある出来事で、この世に万物の霊長として生まれ来しゆえんのものは、エレベーション(高める)という、造物主の目的に順応するためだ。

わかりやすく私なりに直訳すると

宇宙のすべてのものを作った神の目的である「高める」ことに、順応するために、人間はこの世に生まれてきた。

つまり、夢に向かって進むことは、人間が生まれてきた理由になるのです。

K.Y.より

PS:地上の星、気持ちよく歌えましたね。

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