「私って幸せだなあ」

I.H.さんへの手紙 2016/08/25

I.H.さんへ
私は、家と図書館の往復の毎日です。でもなんとなく幸せです。

何かを好きだと考えたり感じたりすれば、それはまるで磁石に引き付けられるように自分に引き寄せられてきます。
悲しい時や満たされないときでも、ひたすら感謝の種を探し、どんなに小さな進歩でもそれを喜ぶようにするとすごいことが起こります。「私ってめぐまれているなあ」「私って幸せだなあ」と思っていると次から次からと幸せがやってきます。人生を大きく変えることができ、「わけもなく幸せ」な日々を引き寄せることができるのです。
マーシー・シャモイフ(脳にいいことだけをやりなさい)

こんなことが本当にあるのか?

お祭りの催しに行っても、美術館に絵画を見に行っても、何を見に行ったのか注意して記憶しないと一部分の形や色なんかは、すぐに忘れてしまいます。「何色だっけ?」などと記憶にまったく残りません。

ところが、例えば「夏休みの思い出」が宿題にあったとします。となると、四六時中「夏休み、夏休み」と頭で唱えながら、朝ごはんを食べて、お祭りにでかけて、焼きそばを食べて、「夏休みの宿題に使えるかな。ちょっと紅ショウガ少ない。紅色じゃない、色薄っ!」なんて、詳細に記憶しているものです。

なぜなら、脳は、夏休みの宿題を意識しているので、夏休みに関する事象が自然と目に入ってくるのです。しかも、目に入ったものは、過去のあらゆる記憶と組み合わせて、宿題に使えるかを自動的に判断しています。

これは、脳が常に「夏休みの宿題」のアイデアを探しているからなんです。朝ごはんを食べて、お味噌汁があったら、味噌汁→水→プール→あったかい水、なんて連想し、TVのオリンピック放送をっ見ながら、「みんなオリンピック見てるだろうな?そうか、お盆休みと言えば、車は渋滞してるだろうな」とか、夏休みに関するあらゆるものが無意識に連想されるのです。

これが、まるで磁石のようにあらゆるものが引き付けられる。

つまり脳が興味をもっているものに注意を払って情報を集め、過去の情報と照らし合わせていくのです。すると、異なった情報と情報が発火して、関連付けができると、新たな思い付きとなります。情報と異なっていればいるほど、その関連付けは、ひらめきとなります。

「私って幸せだなあ」

K.Y.より

PS:挿絵に親子のシルエットをの下書きをしました。