『創造する未来』読者インタビュー #01

皆さんはファッションビジネスの具体的な未来について描かれた『創造する未来』を読んだことはあるだろうか?

ファッションビジネスの第1人者である尾原蓉子氏が4年を超える歳月をかけて執筆した455ページに及ぶビジネス書(2016年9月刊行)であるのだが、本書にはTO NINE Inc.が実現したい未来が描かれていた。

コネクションも何もない著者の尾原蓉子氏に直談判して、トークイベント『ファッションビジネスの大潮流』を開催することになりました。

イベントは尾原氏による基調トークの他、『創造する未来』の8人の読者を招いたトークディスカッションも用意しています。

イベント告知も兼ねて、トークディスカッションに登壇する8人のパネリストの『創造する未来』読者インタビューをお届けします。


創造する未来 読者インタビュー #01 (全08編)
株式会社SPRING OF FASHION 代表取締役社長
保坂 忠伸

— あなたが手掛けているファッションビジネスについて教えてください

ファッションに特化したクラウドソーシング事業。ファッションデザイナーやヘアメイクアーティスト、モデル、フォトグラファー、スタイリストといったクリエイターに仕事が依頼できるクラウドソーシングサービスです。洋服・衣装のデザインや制作だけでなく、モデルやフォトグラファーといったファッションショーやポートフォリオ制作に必要なクリエイターを見つけることができます。

Spring of Fashion<http://www.sof.tokyo/>

— 「創造する未来」を読んだきっかけを教えてください

Facebookで「創造する未来」の出版記念イベントの写真を拝見し、その後すぐに購入し拝読させて頂きました。

— 「創造する未来」の中で気になった一節を教えてください

① P64:ビジネスの主体者が企業から個人に移り変わった事例として、アメリカのEstyを紹介した時の一節

エッツィーが目指す「世界中で、仕入れも販売も、ローカルな人によって行われる『ピープル・パワード経済』」が創造されれば、日本のファッションビジネスも苦戦するクリエイティブなデザイナーたちにも、大きな展望が開かれるものと期待する
Esty (https://www.etsy.com/jp/)

② P394:アメリカのビジネススクールで著名な経営者に「すぐれたリーダーの条件」を質問した時の5つの共通項についての一節

★ビジョンがある
★人の話に耳を傾ける
★コミュニケーション力がある
★チーム(スタッフ)をインスパイアすることができる
★勇気がある
とくに最後の勇気が最も重要

その一節を選んだ理由を教えてください

① 正にそれ(ピープル・パワード経済)を体言しようとしているのがSPRING OF FASHIONが目指しているところだから。厳密には既にエッツィーの日本版であるCreemaやminneがあるが、それぞれのサービスはあくまで「ハンドメイド」「クラフト」といったブランディングであり、「カッコイイもの」「イケてるもの」を創り出すクリエイターの受け皿にはなり得ておらず、そこに自分たちはプラットフォームを提供しようとしている。

② SPRING OF FASHIONのビジネスシーズに出会ったのは、2年10ヶ月ほど前。その間、周りの先輩経営者の方々には散々その事業は上手くいかないと言われ続けられたが、どれだけ言われても勇気を持って粘り強く続けてきたため。

ーあなたが感じているファッションビジネスへの危機感はどんなことですか?

日本のファッション業界の負のスパイラル。 川上、川中では跡継ぎ問題、川下ではファッションの同質化→消費者のファッションも均質化、かつ価格競争力のないデザイナーズブランドはファストファッション等によって淘汰→渋谷、原宿を中心におしゃれな人が消える(FRUiTSが発行終了、WWD:ファッションはオワコンか等)→夢や憧れがなくなり服飾専門学生の学生数の激減(学生数が30年前の30%に)。→ますます川上、川中の跡継ぎ候補は減り、かつクリエイティブなデザイナーも生まれにくくなる。

“「フルーツ(FRUiTS)」233号 最終号 <http://fruitsshop.theshop.jp/>
WWD 1月9日号 ファッションは本当にオワコンか<https://www.wwdjapan.com/366046>

— 最後にあなたが尾原さんに聞いてみたい一番の質問はなんですか?

大手アパレルメーカーのアイテムを中心に商品が同質化し、服を見てもどこのブランドなのか見分けがつかなくなりました。海外には海外の大手アパレルメーカーがあり、やはりNY等の海外でもファッションの同質化は起こっているのでしょうか。そうだとするとその状況下で、ブランドは自分たちのブランディングをどのようにして作り出しているのでしょうか。 Startupはどのようなことに注視しながら、ブランディングをしていけばよいでしょうか。

この質問の答えはイベント当日のトークディスカッションにて

END [創造する未来 読者インタビュー #01]


[イベント紹介:ファッションビジネスの大潮流]

https://www.facebook.com/events/1846849708907658/
[チケット+創造する未来 ¥3,000] or [チケットのみ ¥1,000]


[パネリスト紹介]

株式会社SPRING OF FASHION 代表取締役社長
保坂 忠伸

−Profile
新卒で京セラグループ経営コンサルティング会社に入社。語学留学を機にファッション業界にキャリアチェンジし、㈱TOKYO BASEに入社。その後文化服装学院に入学し、卒業後に㈱クリーク・アンド・リバー社を経て、SPRING OF FASHIONを設立

−Company
株式会社SPRING OF FASHION 2016年10月設立。メンバーはCEOの保坂とCTOのエミリアノの他に、ユニコーン企業出身者のバックエンドのエンジニア1名と、シニアクラスのフロントエンドのエンジニア1名の合計4名+2名のインターンでで構成。対外的にはブランディングを重視しているものの、実態としてはAngularやGraphQL、NodeJs等最新のテクノロジーを駆使する超Tech企業。 2016年に東京都主催のビジネスコンテスト「TOKYO STARTUP GATWAY2016」でセミファイナリストに採択される他、シェアリングエコノミー協会の正会員となり安心安全なシェアリング事業を運営できるよう努めております。

[Service] http://www.sof.tokyo/
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SPRING OF FASHIONでクリエイター向けコンテスト開催中
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